北欧へ行こう: ダヤンのスケッチ紀行 (中公文庫 い 81-14)
- 中央公論新社 (2010年5月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122053229
感想・レビュー・書評
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スケッチが素敵だった。自分も著者のように、現地の人と触れ合いながらスケッチをする旅をしてみたい。北欧に行きたい、行く!
伝統なんて地球の歴史から見ればたいして長い時間ではない。今かっこよくなきゃいけないよね…というような言葉が素敵だなと、刺さった。
白夜の湖畔でサウナやボートは素敵だなと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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北欧の旅を、サイドカーで! 気持ち良さそうですね。フィンランドの美しい風景や、名物サウナ体験。ノルウェーのフロム鉄道に、ラップランドのサンタクロースエクスプレス、素敵すぎる! アンデルセンの故郷デンマークの、オーデンセの生家や博物館にある有名な切り絵、見たいなあ。この本のイラストには、コラージュがプラスされたものがあって、おしゃれで可愛いです。
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文章と共にフルカラーのスケッチがその国の空気感を感じさせる。著者の旅行記シリーズはどれもパンフレットに載るような観光名所ではなく、その国の生活に入り込み文化をスケッチしている。それが作者の物語に反映され世界の構築に一役かっていることは物語を読めば一目瞭然だ。時折著者の物語の住人であるダヤンも登場し、現実と想像の融合が自然に感じるのは絵ならではであり、また北欧という国の雰囲気がそうさせるのであろう。読み進めながら、好奇心旺盛かつ行動派である著者のパワーに触発され、北欧に旅行をしてみたいと思った。
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写真もいいけど、イラストには独特の味わいがある。
ダヤンの猫イラストは知名度が高いと思う。
その、池田あきこさんの北欧紀行。
猫ではない(ところどころに登場)、人間や風景、料理のイラストが素敵。
空や雲の彩りも美しい。
急いでとにかく描きまくったので、少し絵が荒い、とあとがきで書かれていたが、スケッチ旅行なのだもの、いいのでは?
私も絵が描きたくなった。 -
すごく楽しかったなー。旅に出たくなりました。
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北欧4ヵ国の旅をイラスト付で紹介。ただのメジャーな場所ではないので北欧好きな人にはまぁ読めるかもしれないがイラストも見辛く、文章もあまりおもしろくない。各国の切手が載っているのは興味深かったが、いわゆる独りよがりの旅本。
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人気キャラクター、猫の「ダヤン」シリーズで知られる池田あきこさんが、スケッチで綴る紀行シリーズ北欧編。白夜のフィンランドでサウナに入ったり、無人島で泳いだり、サンタクロースに会いに行ったり、フィヨルドに出かけたり。憧れだったというノルウェイー、スウエーデン、フィンランド、デンマークで、見たいこと、したいことに次々挑戦する著者。美しい自然や人々の暮らし、物語やレシピなどが描かれたスケッチは、写真とはまた違った雰囲気で心に残ります。
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あぁ、北欧へ行きたい気持ちがつのります
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文章の比重は大きめ。せっかくのスケッチなのだから、もっと大きく載せても良かったのではと思わせる箇所がいくつかあった。
ダヤンが可愛い。が、作者の字にくせがあり、判読に時間がかかる。