国境事変 (中公文庫)

著者 :
  • 中央公論新社
3.35
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本棚登録 : 2079
レビュー : 176
  • Amazon.co.jp ・本 (421ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122053267

感想・レビュー・書評

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  • 1.6
    うーん、面白くない、、
    東という好きなキャラクターが登場しているにも関わらず、全く乗れず、話のテンポも悪く誉田さんが書いたの??というくらい別物に感じました。

  • 最初に。
    私はこの前段のシリーズである、ジウは読んでいない。本のあらすじが面白そうでいきなりすっ飛ばして、本作を読んだ。
    そんな私でも、楽しめた作品。

    物語は、一つの事件を公安と捜査一課の視点から交互に書かれていて、同じ警官でも公安部と刑事部じゃあ随分と大義名分が違うんだな。と。
    そして、その警察両者の間に、私という人物の視点から書かれた章がある。
    併せて、東京から遠く離れた対馬で起こった異変。
    最後には全部繋がって、あんまり気持ちの良い終わり方ではなかったが終章の本当に最後の最後、その部分で少し救われた。

    キーワードは、G4、アイアン、対馬かな。

  • 2019/2/10読了。
    エンターテイメント要素が大きいと感じた「ジウ」シリーズに比べて、硬派で「警察小説」らしい印象。
    「ジウ」の直後に読んだせいか、やや地味な気がしないでもないが、舞台設定を含めて、興味深い。
    対馬のこと、公安のこと、いろいろと勉強にもなった。
    目を覆うような描写がほとんどなかった誉田哲也の本に、久しぶりに出会った気がする(笑)

  • 『ジウ』シリーズ続編。
    東が主人公で、前作では明らかにならなかった離婚理由が明かされる。
    第十一係とはもしや姫川班……。

    東が率いるの刑事組と川尻メインの公安組の動きは物語中盤で絡んでいくが、桑島の対馬組がどう絡んでくるのかは終盤まで読めなかった。
    そして、黒幕がまさかあの人とは……。

  • 図書館で単行本を借りて衝撃的だった本。
    ジウシリーズはゲノムまで読み尽くしたので、文庫本を買って読み返した。

    やはり公安の存在や北との関係など勉強になったし、東にも川尻にも人間味を感じ、G4の行動力には泣きそうになった。

  • ガッチガチの警察小説って感じ。
    東好きには、たまらないです。

  • 「ジウ」シリーズで活躍した東刑事のスピンオフ。
    在日朝鮮人の死や彼らの後ろに見え隠れする公安の存在。
    そんな事情が隠された事件に東が投入された。
    公安部隊によれば、それは自分たちの立場を脅かす大きな脅威となった。
    公安を毛嫌いし憎んでいる東。
    鋭い視点と行動力にはやっぱり惚れ惚れする。
    前半はいまいちページが進まなかったけれど、後半はスピードが上がった。

    2019.2.9

  • 東警部補ってすごい人なんだな、というのが最初の感想。正直「ジウ」の時は、脇役(といっても準主役か)だったので彼の持っている警察官の矜持が伝わってこなかったんですよ。組織の大義名分は尊重しながらも、自分自身・一警察官として恥じない行動・理念を貫き通す、という。

    「国境事変」が書かれたのは現在(2017)より10年近く前。近年の東アジアの国際情勢見るに、こういう事件って明るみにならないだけで、水面下でいろいろ動いているんじゃないか、と思わされます。

  • ジウシリーズに出てきた東警部補のお話。
    血なまぐさい事件で気が滅入ったけれどラストシーンが晴れやかでホッとした。
    フィクションとはわかっていても警察組織は大変そうだなと思わずにはいられなかった。

  • ミニニューク(戦術核)を扱った作品は、F・フォーサイスの「第4の核」、T・クランシーの「恐怖の総和」など名作が多いが、本作は舞台を日本に移したところでユニークである。物語は、北朝鮮の亡命反体制分子がアメリカと謀りミニニュークを使った体制の転覆を画策し、日本経由で北に持ち込もうとし、それを事前にキャッチした日本の公安がアタッシュケースに収められた核をめぐり入り乱れる。日本の公安はこの作戦の事実を握り、今後の対米交渉を有利しようと画策、それ対してその記録を奪われまいとするCIA、そして日本の国家警察が入り乱れる。この作戦に使われた在日北朝鮮二世、三世とそれを取り巻く翳が物語の基調となり、なんとも言えない読後感である。

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著者プロフィール

誉田哲也

一九六九年東京都生まれ。二〇〇二年『妖の華』で第二回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、〇三年『アクセス』で第四回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』『歌舞伎町ゲノム』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から始まる〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズがあり、映像化作品も多い。『背中の蜘蛛』『妖の掟』ほか著書多数。

「2020年 『アクセス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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