水晶萬年筆 (中公文庫)

著者 :
  • 中央公論新社
3.50
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本棚登録 : 790
レビュー : 93
  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122053397

感想・レビュー・書評

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  • ファンファーレが鳴る。十字路で出会う。
    どちらかというと『圏外へ』の吉田さんの方向。
    ぼくは『つむじ風食堂の夜』の吉田さんの方向を期待してる。

  • こんなに身近に感じるのに、なぜこの十字路はどこにも見当たらないんだろう。

    絶対ないのに、なんでか「あるのかも」って思わせてくる巧みな書き手に完敗。

    こうなったら見つけるしかないな。
    探そう。

  • 初めと終わりの話が面白かった。やや中弛みの感。

  • 東京の路地の十字路から想起された物語たち。夢と現、日常と非日常が錯綜し交叉する物語世界が素敵です。この作者は町を描くのが本当に巧いですね。そこに住みたくなるような描写がここかしこに。少し地から足を離したい時に読みたい一冊ですな。

  • ふわわわーん、 としたものを読みたくて、買ってみたんだけど、
    思いのほかふわふわ過ぎた。
    今は読むべき時ではなかったみたい

  • 不思議。受け取る側の稚拙さで、今はこの言葉しか出てこない。「百鼠」と合わせて、じっくり再読したい作品。

  • 2011年1月3日読了。
    読み始めてから『十字路のあるところ』の改題だと知る。ちょっとがっかり。
    あちらは写真入りで、大人の童話の世界。こちらは文学的に感じた。
    前者の方が吉田さんの作品らしくて好きかな?

  • 「十字路のあるところ」の文庫化。加筆修正あり、写真なし。また新鮮な気持ちで不思議な街を行きました。ちょっと官能的な雰囲気が混じりますね。

  • 夜が膨らんでゆく。想像が広がる。水の匂いがする。あたたかい色。

  • 良くも悪くも吉田さんらしく。
    もとは「十字路のあるところ」という単行本。写真家・坂本真典さんが写した東京の街角の写真をもとに作った作品だそうです。
    もっとも吉田さんの手にかかると、写真家の写した現実の十字路が、どこか国籍も時代も曖昧な不思議な世界に変身するのですが。
    ゆっくりと揺蕩う幻想的な物語でした。

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著者プロフィール

吉田篤弘

1962年東京生まれ。小説を執筆するかたわら、「クラフト・エヴィング商會」名義による著作と装幀の仕事を続けている。2001年講談社出版文化賞・ブックデザイン賞受賞。『つむじ風食堂の夜』『それからはスープのことばかり考えて暮らした』『レインコートを着た犬』『金曜日の本』『京都で考えた』『あること、ないこと』など著書多数。

「2019年 『天使も怪物も眠る夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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