- 中央公論新社 (2011年3月23日発売)
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感想 : 78件
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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784122054516
みんなの感想まとめ
静謐な時間と騒がしい時間の対比が鮮やかに描かれ、心に残る登場人物たちの関係性が深く掘り下げられています。物語は耳の不自由な女性との恋愛を中心に展開し、最初はシンプルな恋愛物語に見えますが、読み進めるう...
感想・レビュー・書評
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大好きな作家さんだけど、この本については共感できる部分が少なく残念だった。
テレビマンの俊平と耳が聞こえない響子が唐突に付き合いはじめたところから、描写不足でなんだか2人に寄り添えなくなったのかも。
俊平の仕事の緊迫感等は感じるところがあるが、恋愛の自己中感が拭えず好きになれなかった。
こんな人はよくいそうだけど。
響子も女性として魅力的に思えるエピソードも特になく…ラストの行動にはやや嫌悪感すら抱きモヤっとしてしまった。
ストーリーや人物の描写がもっと細やかだったら、もう少し理解できたのかもしれないなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何がいいのかどこが良いのか
具体的にうまく説明は出来ないのだけれど
吉田修一が書く男性が私は好きだなぁとしみじみ思う。
この話に出てくる2人は
きっとこれからも一緒に居ることが出来るだろうなと私は想像する。 -
読み終わってからも、ふたりが頭から離れない。
わたしの好きな一冊。 -
吉田修一の小説を読んだあとはたいてい「ああ、しっくりくる」という思いがあるものなんだけど、この小説に限ってはちょっとつかみにくいまま読み終えてしまった。働き盛りの仕事に燃える男と耳が聞こえない彼女の話(話すこともできないんだけどそのことについてはあまり触れられていないような気が……)。
住人たちの仲をいたずらにかき回しているような大家の行状を嫌うような青い正義感をもっているある意味、一本気な彼なんだけど、結局のところ、仕事が楽しいあまりに彼女に関心をもちながらも、何かといえば二の次にしてしまう学習能力のない男の話にしか思えない。何となく彼にとってはよい方向に向かう結末のようだけど、きっとこの男はのど元過ぎれば熱さを忘れて、同じようなことを繰り返す気がするよ。
本当はどうなるかわかっていながら、怠惰や信じたくない気持ちから手つかずにして惨事を招いてしまうことってある。彼女とのつき合いや仕事に絡めながら、そんなことへの警鐘がテーマになっているのかな。 -
静謐な時間と、騒がしい時間との対比が鮮やか。
途中までは、耳の不自由な女性との恋愛話ととらえていたが、最後まで読むと、少し違ってきた。
なんとなく知っていることと、本当に知っていることとの違い。
きちんと知ろうとすること。
伝えようとすること。
そういったことを考えさせられる。 -
男の身勝手さと女の強さみたいなもの。
永遠に分かり合えないテーマのような気がした。
タリバンのような全世界的な問題と。
耳の聞こえない閉じた世界に住む女性の問題と。
比較するようなものではないけれど。
音の有無だけでははかれない何かがあった。
主人公の温度の低さが自分と似ているので。
納得はしないけれど、少しだけ理解できた。
恋愛小説とカテゴライズされていたけれど。
作者はもっと違うことを伝えたいような気がした。
恐らく、またいつか読み直すことになるだろう。
それも、精神的に下がっている時期に。 -
俊平の心の動き、なんか分かるわー。吉田先生って結末まで書かず、読み手に委ねる作品多いけど、この作品も結末が気になりますね。ハッピーエンドになったらいいなぁ。
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相手のことを思いやる、とは想像力を最大限に発揮して相手のことを思うことである。その相手が、自分とは違う感覚を持っていたなら、なおさらそう。
そういう状況では、得てして傲慢に映ったり、独りよがりだったりするけど、そばにいてほしいと思う心に偽りはない。しっとりした恋しさが味わえる傑作。 -
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う…そこで終わりね…
耳が不自由というところもだが、どこか捉え所のない響子。彼女といることで今まで気づかなかったことに気づく俊平。
いろいろ読者が考え想像することが必要な作品。 -
耳が聴こえないこと女性との物語。
喧騒と静寂が対比された世界観。 -
伝わらないもどかしさは、耳が聴こえても同じだなあ。
#静かな爆弾 #読書記録2019 #読書記録 -
夜、眠れなくて
一気読みしてしまった。
吉田さんの世界、少し好き。 -
なんとなく中途半端なストーリーでした。テレビのドラマみたいな展開で、あっという間に読めましたが、主人公と響子さんの関係がもどかしくて、結論はご想像におまかせで、不完全燃焼です。
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また読みたい。主人公や響子の考えてたことをもっとゆっくり考えたくなる。
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図書館で。
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