サウスポイント (中公文庫)

  • 中央公論新社
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本棚登録 : 986
レビュー : 95
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122054622

感想・レビュー・書評

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  • 奔放な人々の家庭に育った二人の男女の初恋と再会を描いた内容.互いを忘れずにいた珠彦とテトラであるが,記憶のとどめ方・保ち方にはやはり男女の差が出てくるということなのだろうか.珠彦とテトラの再会がややこしいので,サウスポイントという地点そのものに象徴性があるようにはあまり読めなかった.まあ,初恋が実ってよかったですね,という感じ.

  • よしもとばななさんの本って
    読むとココロが癒される

    これ読んでないなーと手にとったら
    ハワイの話だった
    ハワイ行ったことないけど
    ギラギラする太陽の照り返しとか
    読んでてカラダに感じるようだった

    「ハチ公」の後日談だったんだね
    また改めて読みたくなっちゃった。

    最近、いろんなところでハワイと縁がある

    やっぱ、呼ばれてるのかなーー(笑)

  • 愛読ばなな様。

    単行本の方は表紙がなんかぱっとしなくて気にしなかった。

    装丁がどうであるかってでかいよねぇ。

    海が好きで、パッチワークが気になり、右脳で生きてる私にはどんぴしゃなお話でした。

    人のつながりってのは、理性
    だけでは説明がきかない。

    もっともっと、惹かれるものに惹かれてゆきたい。

    再読必須。

  • あらすじだけ読んだら何てことないんだよね~。小学生のころの初恋の相手に大きくなって再会したというはなし。
    だけど、よしもとばななの文章はどうしてこんなに心に染み渡るんだろう。
    平易で、優しい言葉で紡がれる、まさに紡ぐという言葉がピッタリの文章が、いつどんな気持ちで読んでも、その時の自分にちょうどいいかたちで寄り添ってくれる。
    何か所かで涙し、何度も立ち止まり言葉を反芻しました。
    やっぱり、ばななさん好きだわ~。

    この作品全体に流れるウクレレの響き、ハワイの光と風に癒されました←聴いたことも行ったこともないけど。
    ウクレレ弾いてみたくなったけど、ハワイの自然と溶け合う音と書かれていたから、日本で弾いてもダメダナ・・・

  • あの本の続編だったとは知らず、読んでいる途中で気づく。
    よかった。そして、あの本をもう一度読み直してから、もう一回読みたい。

  • 読み終わってホッとした
    よしもとばななの小説に出てくる女の人は、魅力的なのに押し付けがましくないから好きだな

  • ハワイ島もう一度訪れたい。

    ばななさんの小説はわたしを癒す。
    今回も心が静かに着地していく。
    でも、
    まだ、足りない、もっと読んでいたい。

    p231
    でも今は古くから見ていた夢の中でまどろんでいよう、そう思った。やがてその夢の力が私を支える日がくるだろう。そんなふうにこの島は、あの世とこの世がとても美しい結び目でつながっている不思議な場所なのだから。
    私はあの日、サウスポイントではっきりとそれを見た。

    p229
    大丈夫、大人がふたりでいるだけなんだから。これから起こることは、全部自分のせいなんだから。もはや親のつごうではないんだから。

    こんな、やわらかくも強い言葉が紡ぎ出される物語が私は好き。
    たおやかさ。

    退廃的な、うら寂しさを感じたヒロのまち。
    日が傾いてて、日陰になった野っぱら公園にも人は少なかった。田舎の貧しさみたいなものもあったな。一度だけ行ったことがある。
    ここは、その時の私には、必要ではない場所だった。

    今の私が訪れたら
    どんなふうに感じるのだろう。

    もう、海外はいいや、って思っていたけど
    ハワイに確かめに行きたいな。

  • 『本は読めないものだから心配するな』(管啓次郎)で紹介されていたからだけれど、やはり今年はハワイ島に行くとおもう。
    吉本ばななだなぁと思った、久しぶり。恋愛と死がすぐそこにある感じがする。
    あの頃の二人はもうどこにもいない、と歌ったのはユーミンだったかね、だからもういっしょに生きて行くことはできない、のではない、ここでは。
    つぐみ、とか、キッチンとか、好きだったはずなのに本棚にない。

    管さんも書いていたが、吉本ばななは立て続けに何冊も読めない、と。確かに。なんだろう何かが濃過ぎるのだ。

  • なんてことない作品だなあと思った。なんてことなさすぎてちょっと退屈してしまった(?)。

  • ばななワールド、時々恋しくなる。読んで良かった。

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著者プロフィール

一九六四年、東京生まれ。詩人・思想家の吉本隆明の次女。日本大学藝芸術学部文芸学科卒業。八七年「キッチン」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。八八年「ムーンライト・シャドウ」で泉鏡花文学賞、八九年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で山本周五郎賞、九五年『アムリタ』で紫式部賞、二〇〇〇年『不倫と南米』でドゥマゴ文学賞を受賞。海外での評価も高く、イタリアで九三年スカンノ賞、九六年フェンディッシメ文学賞〈Under35〉、九九年マスケラダルジェント賞、二〇一一年カプリ賞を受賞。著作は三〇か国以上で翻訳出版されている。他の著書に『王国』『サーカスナイト』『ふなふな船橋』『小さな幸せ46こ』『イヤシノウタ』など多数がある。Webサービス note にてメルマガ「どくだみちゃんとふしばな」を配信中。

「2018年 『小さな幸せ46こ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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