1989年の因果 ー昭和から平成へ時代はどう変わったのかー (中公文庫 ほ 1-13)

著者 :
  • 中央公論新社
2.67
  • (0)
  • (1)
  • (5)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 21
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122054691

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 文庫化に際して多少文言が改められたというが、“専門“以外の書き殴り様は後年「総括」が必要な星一つレベルであり、この著者でもこんなもの書いてしまうのかと思ってしまった。

  • 昭和が終わり平成に変わった1989年にスポットを当て、その前後に起きた社会的・政治的な事象に対し、保阪氏が所感を忌憚なく語った一冊。特に昭和天皇の戦争責任について書かれた章には、思想信条問わず多くの人がギクリとさせられるのではないか。平成が27年を数えた今になると、時の彼方に消え去ったものもあり、未だくすぶり続けている問題もあったり。

  • 昭和天皇から平成天皇へ。その変化が日本ではかなり大きい変化だったのかな。1989年は興味深い。

  • 保守の論客による昭和の終わりと平成の幕開けの時代の世相を論じた書。あの頃を懐かしむにはまだ時代が早いかな。少子高齢化が当時から言われていた事実には改めて政治の不作為の罪を感じる。星3つ

  • 1989年の検証と言うより、その年の出来事に絡めた著者の辛辣な愚痴というところか。そう思って読めば面白いかも。社会党大躍進は政権交代を果たした民主党と重なる部分多し。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1939年生まれ。同志社大学卒業。ノンフィクション作家。とくに昭和期の軍事主導体制についての論考が多い。

「2022年 『時代の反逆者たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

保阪正康の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×