男と女 - セックスをめぐる五つの心理 (中公文庫 か 76-2)

著者 : 亀山早苗

• 中央公論新社 (2011年5月21日発売)

感想・レビュー・書評

[Yutakunさんの感想 · 2022年4月13日]

まだまだ日本では語るのがタブーな雰囲気が多いこの話題、江戸時代のようにもっとオープンで良いと思う。インタビューをもとに、おおまかな五つの行動と心理（愛情•嫉妬•自由•葛藤•解放）の面から非常にわかりやすく考察されている(ほぼ感想のような)。科学的なことや目新しいことはないものの、ここまで言語化してくれる本はありそうで無いと思う。

[ytkssnさんの感想 · 2021年3月17日]

f.2021/5/18
p.2011/5/23

[キじばと。。さんの感想 · 2018年7月20日]

さまざまなすれちがいを経験しながらも、ほとんどのひとがそこから離れていくことがむずかしい性愛について語った本です。

不倫や異性愛、ＳＭなど、さまざまな経験をもつ人びとへの取材を通じて、性愛には多様なかたちがありうることが語られています。ややアブノーマルな趣向をもつ人びとも登場しますが、「性と聖」といったような理論的な枠組みのもとでそうした事例を解釈するのではなく、ひととひととが深く結ばれるひとつのかたちとしてそうした事例が読者の前に差し出されていることに共感をおぼえました。

[nksntks0922さんの感想 · 2017年7月26日]

読了。セックスに対して考えさせられた。
やはり夫婦でとことん話をしなかったのが、ダメだったのかなと考えたりする。

[tabidokushoさんの感想 · 2011年6月23日]

ドービルなどを舞台とした作品です。

著者プロフィール

1960年東京都生まれ。明治大学文学部演劇学専攻卒業後、ライターとして活動をはじめる。女性の生き方を中心に、恋愛・結婚問題を中心に執筆している。著書『人はなぜ不倫をするのか』『夫の不倫がどうしても許せない女たち』『日本一赤ちゃんが産まれる病院』など多数

「2017年 『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』 で使われていた紹介文から引用しています。」