ケルト神話の世界(下) (中公文庫)

制作 : 田中 仁彦 
  • 中央公論新社
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  • レビュー :4
  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122055261

作品紹介・あらすじ

不死と再生を象徴する魔法の大釜。聖杯探求という試練。トリスタンとイズーの愛の物語。アーサー王伝説。そして、探求と試練の果てにもたらされる永遠の至福。ヨーロッパの古層に眠る豊饒なるケルトの物語に、地殻変動を起こしつつある現代文明に生きるわれわれが学ぶべきものは何か。

感想・レビュー・書評

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  • 受胎する原理としての(人も含めて)万物と、創造させる原理としての魂という、二元論で説明される神話に説得力。この本を読んでケルト神話のことがわかるというよりは、この本を読むとケルト神話をもっと知りたくなる!

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「ケルト神話をもっと知りたくなる! 」
      何だか良さそう、、、図書館に予約してみよっと!
      2012/08/09
  • 登場人物が、さまざまな姿を変えながら自分自身であり続けることができるように、人間ももとのままではあってはならない。人間には自分を変え、自己実現に向けてどんどんハードルを越えていく能力が与えられている…ケルト人の考えもパスカルの言葉も思い出しました。細胞は常に変化しています。そして、死もまたほかのハードルと同じではないだろうか…と書かれています。なるほど新しい発見をしました。もっとケルトの世界を知りたくなりました。

  • 上巻よりもだいぶ読みやすかった。だんだん慣れてきたからなのか。
    終章がなんだかいきなり奥が深かった。古代ケルト人の考え方は、運命から逃れようとするのではなく、それがどんな運命でも、たとえ命取りになるものであっても、それが運命なのであれば積極的に引き受け、成就することに意義を見出すものらしい。それがギリシア人、ローマ人と異なるものであるようだ。
    そう考えると、騎士の冒険の話や恋の話はケルト神話ならではで面白い。

  • 上巻とあわせて読了しましたが、ケルト神話に詳しくない私のような人には少し話が乱雑かと思います、なんて感想を書こうとしていたのですが、ケルト神話は元々抽象を具体化した物であり、そのわかりづらさは包括する範囲の広さに比例しているのだと考えます。次、ケルト神話について読むときは、神話それぞれにきちんとタイトルが銘打ってある本を選び、せめてなんの話なのかを大雑把にでもつかみたいです。

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