湯布院・産土神の殺人 - 作家六波羅一輝の推理 (中公文庫 く 19-5)
- 中央公論新社 (2011年11月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122055629
作品紹介・あらすじ
「財産はすべて隠し子にゆずる」。遺言に動揺する名家で、娘夫妻が殺害される。死体の胸には鎌が突き立てられていた。一方、息子を名のる郷土史家も現れ、相続はいよいよ混迷。犯人の目的は遺産か、復讐か、それとも産土神の祟りか。歴史ある温泉街の不穏な事件に六波羅一輝が奔走する。シリーズ第5弾。
感想・レビュー・書評
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手抜きか・・・?
2時間ドラマを小説にしたらこんな感じ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読みやすかった2日で読めました。改行が多くてセリフも多くて、表現も簡単で。
ライトノベルみたいだった。
ありきたりな復讐もので暇つぶしにちょうどよかったかな -
助手役?の女の子がかなりうっとうしい。
シリーズなのにいきなり5作目を読んだからか…。
民俗学ほとんど出てこないしね。
あとやはりセリフばっかりで脚本みたいなイメージ。 -
六波羅シリーズ五冊目。ノンフィクション殺人事件作家という、行く先々で殺人事件に遭遇する名探偵の次に不吉で迷惑な職業ジャンルが確立されたと言っていいシリーズ。しかし、五冊目にもなると民俗学色もやや薄れるというか、そっちより秋波送りまくりな北村女史の言動が鼻について仕方がない。…つまり、カップリングがしっくりこないんじゃあ!!ってのが読後に残るって、なんか間違ってる気がしてならない。一輝センセの相方は無駄に有能な五月ねぇちゃんで十分だと思うよ。
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きちんと読めば、トリックも犯人にもきちんと到達できるように思います。