湯布院・産土神の殺人 - 作家六波羅一輝の推理 (中公文庫 く 19-5)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 68
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122055629

作品紹介・あらすじ

「財産はすべて隠し子にゆずる」。遺言に動揺する名家で、娘夫妻が殺害される。死体の胸には鎌が突き立てられていた。一方、息子を名のる郷土史家も現れ、相続はいよいよ混迷。犯人の目的は遺産か、復讐か、それとも産土神の祟りか。歴史ある温泉街の不穏な事件に六波羅一輝が奔走する。シリーズ第5弾。

感想・レビュー・書評

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  • 手抜きか・・・?
    2時間ドラマを小説にしたらこんな感じ。

  • 読みやすかった2日で読めました。改行が多くてセリフも多くて、表現も簡単で。
    ライトノベルみたいだった。
    ありきたりな復讐もので暇つぶしにちょうどよかったかな

  • 助手役?の女の子がかなりうっとうしい。
    シリーズなのにいきなり5作目を読んだからか…。
    民俗学ほとんど出てこないしね。
    あとやはりセリフばっかりで脚本みたいなイメージ。

  • シリーズ第5弾

    必ず挿入される正しい日本語も好きです
    最近は編集者の北村みなみさんも勉強してきて
    一方的に指摘だけということはなくなった

  • 20120501
    六波羅シリーズ5冊目。
    民俗学成分が薄れてたけど繋がってるのでよいかと。
    みなみちゃんがかなり頑張ってて笑えるけどちょっと引くかも。
    お約束と思って読めばいいと思ったらさほど気にならなくなったけど。
    私が女だからなのかしら。

  • 六波羅シリーズ五冊目。ノンフィクション殺人事件作家という、行く先々で殺人事件に遭遇する名探偵の次に不吉で迷惑な職業ジャンルが確立されたと言っていいシリーズ。しかし、五冊目にもなると民俗学色もやや薄れるというか、そっちより秋波送りまくりな北村女史の言動が鼻について仕方がない。…つまり、カップリングがしっくりこないんじゃあ!!ってのが読後に残るって、なんか間違ってる気がしてならない。一輝センセの相方は無駄に有能な五月ねぇちゃんで十分だと思うよ。

  • きちんと読めば、トリックも犯人にもきちんと到達できるように思います。

  • 2011/11/24 Amazonより届く。
    2018/8/28〜8/29

    お馴染みの六波羅一輝シリーズ。今回は大分県の別府、湯布院、宇佐が舞台。安定の面白さ。

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著者プロフィール

鯨統一郎
一九九八年、『邪馬台国はどこですか?』でデビュー。大胆な歴史解釈から、日本の常識を覆す独自の作品が話題を呼ぶ。以来、歴史だけではなく幅広い題材を用いて、次々と推理小説を発表している。著書に「喫茶〈ひとつぶの涙〉事件簿」シリーズ、「ハウスワーク代行・亜美の日記」シリーズ、「女子大生桜川東子の推理」シリーズ、「歴女美人探偵アルキメデス」シリーズ、『タイムメール』『女子大生つぐみと古事記の謎』『作家で十年いきのびる方法』など多数。

「2022年 『カルトからの大脱出』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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