- 中央公論新社 (2012年2月23日発売)
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感想 : 12件
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Amazon.co.jp ・本 (344ページ) / ISBN・EAN: 9784122056008
みんなの感想まとめ
主人公の万吉少年が苦難の人生を歩む中で、彼の成長と立身出世を描いた物語が展開します。最終巻では、万吉が米商人への道を進む様子が描かれ、彼の志が試練を乗り越えながらも揺るがないことが強調されています。人...
感想・レビュー・書評
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堂島物語最終巻。5巻から知らず知らずのうちに主人公となっていた万吉少年の苦難の人生行路。吉佐を思わせる経路をたどると見せかけて予期せぬアクシデントの数々で、思っている方向とは逆へ逆へと流される。そんななかでも万吉は決して志を見失うことなく、米商人への道を一歩一歩進んでいく立身出世の物語。
玉堂の「おまえのせいで親切の綱が切れたと責められるのは辛いからな」という言葉が象徴しているように、振り返れば、吉佐と月照、万吉と玉堂、吉佐と万吉など、人間は連鎖していく。そして連鎖させていかなければならないものがあるということだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1、2巻の話を主人公を替えて5、6巻で繰り返し書いただけ?
吉佐の話が続くと思っていたのに、読んだ瞬間拍子抜けでした。
まあ面白かったですが。
どうしてこういう構成にしたのか疑問が残ります。 -
正直、4巻までで終わっておけばよかったのでは、と思った。おもしろいっちゃあおもしろいんだけれども、1~4巻の話がちょっと変わってもう一度繰り返されたという感が残った。5、6巻じゃなく外伝の1、2巻って言ってくれた方がよかったかも。
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シリーズ最終巻。前半の大部分が丁稚いじめに割かれており、その内容は吉左衛門のときよりも遥かに悪質。加えて、見所と期待していた吉左衛門との絡みがほとんどなく、拍子抜けした印象が強い。総じて、残念な終わり方だったと言わざるを得ない。
一方で、中盤以降は物語のテンポがぐっと上がり、一気読みさせる力があるのは、やはり作者の筆の巧みさだと感じた。
キャラクター面では、万吉は吉左と比べて頑固で横暴な性格が目立ち、共感しづらい。また、彼が藤兵衛を「優しい」と評する場面もあるが、むしろその本質は「狡さ」に思える。山代屋時代の藤兵衛は、店の行く末に真摯に向き合っていた吉左と対照的に、自らの将来(実家を継ぐこと)に安住し、どこか他人事だった。本作でも、周囲から嫌われている安之助を十数年にもわたって甘やかし続けた点が問題の根本にあり、その点にどうしても苛立ちを感じてしまった。 -
スッキリしない終わり方。
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絶対的
堂島ロスになった -
万吉が、嫉妬から罠にはめら、手代に手を上げてたった1ヶ月で川越屋を追い出されてしまう、という予想外の展開。まあ、能力があるとは言え、特別扱いされると周りが面白くないと思うのも人情。結局、自立心が強く、個人事業主(笊振り)としての経験も積んでいる万吉は、丁稚奉公には向かなかった(今で言えば、大企業向きでなくベンチャー志向)、ということなんだろうなあ。
その後、支援者が現れて資金を得ることができて米相場で大儲け、無事、米仲買人株と店舗を手に入れてハッピーエンド。やっぱりデジャヴュのような展開だったな。どうせ主人公を変えるのなら、相場師としての才能が不十分な仲買人が何とか生きていく話が読みたかった。 -
5巻から、百助の息子・万吉が主人公になって話が展開。
4巻の続きも気になっていたのですが、吉左は能登屋として、レジェンド的な存在になって、少ししか出てきません。
この巻では万吉が、川越屋で丁稚奉公するところから展開するですが、あの藤兵衛が主の店なのに山代屋よりも陰湿な店風で、万吉が嫌がらせの標的になってしまいます・・・。
ラストは少し駆け足な感じですが、希望を予感させるものでよかったです。
番外編でも良いので、万吉たちの今後が読めたら嬉しいと思います。 -
川越屋で奉公を始めた万告。しかし中年と嘲られ嫌がらせを受ける。そして・・・。米が銭を生む街・大坂堂島で万吉は夢を叶えられるのか!?
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5巻からの展開が速すぎ。もう少し丁寧に書いて欲しかった。
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全6巻完結。
米相場を舞台に若者が取引をへて成長する物語。
舞台がいい。
完結時は第2部として主人公が変化。
著者プロフィール
富樫倫太郎の作品
