時鐘館の殺人 (中公文庫)

著者 :
  • 中央公論新社
3.40
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本棚登録 : 249
レビュー : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122056398

感想・レビュー・書評

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  • 短編小説が何個か入った本。
    どの話も面白かったが、やっぱり「時鐘館の殺人」が1番面白かった!
    読者への挑戦系の話は好きじゃないが、ストーリーの一部として捉えられので抵抗なく読めた!
    おススメ!

  • 短編の中に長編2作…
    の作者の言葉に、短編連作で繋げて長編が浮かび上がると期待に胸高鳴らせ読んだけれど、とんだ勘違い。表題作「時鐘館」のことでした。設定や持って行き方に引き込まれるが、やっぱりねな終わり方。意外性は乏しい。

  • 表題作の時鐘館の殺人は変化球でおもしろかった!ちょっと癖のある短編揃いです。

  • 今まで読んだ短編集が面白かっただけに、今ひとつな印象。正直、どれも薄味であまり印象に残らなかった。

  • 時鐘館の謎かけの仕方は面白いなと思った。
    他の短編もそれぞれ面白いんだけど、鈍器で殴られるようなやみつき感ではない。
    もう少しひと思いにやって欲しかった。

  • 全6編の短編集。

    「生ける屍の殺人」
    「黒白の反転」
    「隣の殺人」
    「あの子はだあれ」
    「恋人よ」
    「時鐘館の殺人」

  • 六編収録された本格短編集。オマージュと思われる作品やホラー落ちの作品などバラエティに富んでいてあまり統一感はありませんが、一筋縄ではいかない作品が揃っています。
    ベストは【黒白の反転】ミステリーとしての納得の解決と、ゾッとさせるオチまでついた良作です。
    【時鐘館の殺人】はプロットが凝っていますし遊び心もあります。完成度は一番だと思います。
    残念なのは【恋人よ】。ラストの二行ははっきり言って蛇足だと思います。

  • トケイ館の殺人と言えば、真っ先に思い浮かぶのが綾辻先生の時計館の方なのですが。今邑先生の時鐘館の方も、なかなか捻くれてて良いですね~(笑)。
    謎の提起を「作家から読者への出題」という体裁にしておいて、「掲載する為には字数制限を守らなければならない」という問題をクリアする為に作家が取った解決策が面白い。プロローグすらも伏線なのですね~(^^)これは面白い!
    他の作品もホラーなオチがついていたり、巧妙な叙述トリックがめぐらされていたり。全体を通して「意外なラスト」が楽しめる短編集です。

    ◎生ける屍の殺人…有名作家の別荘で男女の死体が発見された。現場の状況から、女が男を殺害したように考えられたが、司法解剖の結果、女は男の半日前には既に死亡していたという。女が死んでいたはずの時間帯に、彼女を目撃したという証言も多数出てきて、事態はにわかに「ゾンビ殺人」の体を成してくるが…

    ◎黒白の反転…映画サークルの大学生達が、かつてスクリーンで人気を博した往年の大女優の邸宅を訪問した翌日、メンバーの一人が何者かに絞殺された。

    ◎あの子はだあれ…あの木の下に、あの子は現れる。私があの子を死なせてしまった「あの日」、年々年を重ねた姿で現れるあの子ーーー罪滅ぼしの為、家に留まり続ける姉を救おうと弟が示した可能性。そして、最後に彼女が気付いてしまったもう一つの「ありえた」物語。

    ◎時鐘館の殺人…「原稿は書けていない。勝手ながら消失することにした」ーー奇妙な置手紙を残して姿を消した老作家。彼の部屋から屋敷を出ていく為には、アパートの住人がそろっていた居間を通り抜けなければならないが、彼はそこに姿を見せることなく見事に「消失」を遂げる。ところが翌朝、玄関の軒先に、雪だるまの中に埋められた死体となって発見され…。

  • 今邑彩さんの短編集は相変わらず面白いです。
    ただ今回はどの作品もあまり印象に残りませんでした。

  • 面白かった。全部面白かったけど、時鐘館の殺人→隣の殺人→生ける屍の殺人→恋人よ→黒白の反転→あの子はだあれの順番で好きです。

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