時鐘館の殺人 (中公文庫 い 74-17)

著者 :
  • 中央公論新社
3.45
  • (14)
  • (58)
  • (84)
  • (8)
  • (2)
本棚登録 : 542
感想 : 41
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122056398

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ミステリーとホラーの融合。
    生ける屍の殺人:「私を殺したのは私が殺した男」堂々巡り。ゾンビ殺人の謎解。
    時鐘館の殺人:雪達磨の中の作家の死体。
    事件解決後,もう一つ解決編あり混乱。

  • どれも面白かったけども特に表題の「時鐘館の殺人」は格別に面白かったです。

    「黒白の反転」もオチがわからず良かったです。


    生ける屍の殺人 ★★★☆☆
    黒白の反転 ★★★★☆
    隣の殺人 ★★★☆☆
    あの子はだあれ ★★☆☆☆
    恋人よ ★★★☆☆
    時鐘館の殺人 ★★★★☆

  • どの話も読み終わるとゾクッとゾワッとする短編集。積んでた一冊なのですがホラーミステリーは苦手なのになんで購入したかなー。とにかく苦手。ただこれは小説の可否ではなく、私が苦手なだけ。イヤミスとはまた違う、やっぱりホラーミステリーだなと。刊行が1990年代、改訂版が2012年という背景を考えると王道みたいなミステリー。
    短編集なので読みやすいと思います、ゾクッとが嫌いじゃなければですが。

  • 1日1話ずつ読むつもりでしたがつい一気読み。
    特に「隣の殺人」の後味の悪い終わり方が今邑彩さんらしくて好き!「ルームメイト」の簡易版のような感じで面白かった

  • 6話短編集。相変わらず今邑さんらしい終着点に楽しませていただきました。不穏なものや不思議なSF調など多彩。「生ける屍の殺人」が工夫のある構成で、引っ掛けの二転三転がとても面白かったです。

  • 20230412

  • 短編集。昔から阿刀田高さんのホラー味が好きなのだが、それに通ずる。最後の1ページが怖い。
    「黒白の反転」が好き。

  • 初読み作家さん。まずは軽く短編集からと読み始めた。刊行が古い作品ということもあってか話の大半が「これはこういう展開になるのでは」と予想していたのが当たっていて、そういう意味では最近の作品のテンプレ的なものになっているのだと思う。刊行時に読めていればもっと楽しめたのだろうなぁと感じた。それでも表題作でもある「時鐘館の殺人」のオチには思わず膝を打った。なるほど、そういうことだったか。

  • 読みやすい短編集。
    表題作の『時鐘館の殺人』がめっちゃ面白くて、読み終わったあとニヤニヤしたくなる感じ。
    あとは『黒白の反転』も一筋縄でいかない感じが好き。

  • 6つの短編集。旅のお共として。やっぱ最後の表題作が一番面白かった。仕掛けが。『あの子はだあれ』はパラレルワールドがテーマでちょっと切ない話。自分は結婚して幸せになったけど、弟は一生運命の人に会えないという。弟にこの話するんだろうか。

全41件中 1 - 10件を表示

今邑彩の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×