静子の日常 (中公文庫)

  • 中央公論新社 (2012年6月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784122056503

作品紹介・あらすじ

おばあちゃんは、あなどれない――果敢、痛快、エレガント。75歳の行動力に孫娘も舌を巻く! ユーモラスで心ほぐれる家族小説。〈解説〉中島京子

みんなの感想まとめ

日常を静かに見守る75歳の女性の物語が描かれています。静子さんは、周囲の人々にさりげなく影響を与えながらも、抑制された振る舞いで日々を過ごしています。彼女の行動は、時には大胆で、時にはおっとりとした可...

感想・レビュー・書評

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  • 静子さんの、みんなの行動を後ろからそっと見つめ、ここぞという時に動き出す感が心地よい本でした

  • ブク友さんのレビュー「物語の流れ方が、今まで読んだことがない斬新さがあって、とても面白い」に惹かれて読んでみました。有難うございます!

    75歳の静子さんの、文字通り”日常”を描いているんですが、静子さんの抑制された振舞い、周囲への気遣い、でもこうと決めたらやりぬく行動力、時には大胆さが、周り…息子夫婦、孫娘、知り合った人々にジンワリと影響を与えていく。

    あまり深追いせず、余韻を残したままに話が色々な方向から展開していって、大きなひとつの流れになっている感じ〜〜ブク友さんがおっしゃっているように。
    読後、とても爽やかな気持ちになりました♪

  • おっとりしていて、さっぱりしていて、よけいなことを言わない75歳の静子さんは、「可愛らしいおばあさん」。
    夫が亡くなったあと、一人息子の愛一郎と嫁の薫子と孫娘のるかと一緒に暮らしている。

    物語の流れ方が、今まで読んだことがない斬新さがあって、とても面白いと思った。

    静子さんは、週に二回バスで通うフィットネスクラブでも一人果敢にふるまい、家族の誰かの少しの変化も見逃さず、さりげなく一肌脱ごうと動いたり、その神出鬼没さがかわいらしくて、思わずくすっと笑ってしまう。
    日々の暮らしの中でふと亡くなった夫のことを思い出すところには、彼女がこれまで生きてきた歳月の厚みを感じてしまう。

    静子さんのしなやかな自由さにとても憧れます。
    家族それぞれにいろいろあっても、ほんのり温かい宇陀川家の人たちに囲まれて過ごす静子さんを見て、私もこんなふうに年を取りたいなと思う。

    新しい年が始まりましたね。
    今年も良い本にたくさん出会えますように!(^^)!
    皆さま、いつもありがとうございます。
    今年もよろしくお願いいたします。

    • koalajさん
      m.cafeさん、こんにちは。
      m.cafeさんの感想から読みたくなり、読んでみました。とても良かったです!
      井上荒野さんを読むのはは初めて...
      m.cafeさん、こんにちは。
      m.cafeさんの感想から読みたくなり、読んでみました。とても良かったです!
      井上荒野さんを読むのはは初めてでした。
      静子さんのシャキッとした着物姿が目に浮かぶようでしたね。すごくステキな女性♪
      教えて頂き有難うございました!
      2023/01/20
    • m.cafeさん
      koarajさん、こんばんは。
      コメントありがとうございます!
      静子さん、とってもチャーミングでしたよね。
      できれば私も静子さんみたいなカワ...
      koarajさん、こんばんは。
      コメントありがとうございます!
      静子さん、とってもチャーミングでしたよね。
      できれば私も静子さんみたいなカワイイおばあちゃんになりたい。
      共感してもらえてとっても嬉しいです!!
      私も井上荒野さん読むの初めてでしたよ。

      koarajさん、これからもよろしくお願いしますね♡
      2023/01/20
    • koalajさん
      m.cafeさん
      こちらこそ、よろしくお願いします♪
      静子さん、潔くて賢くて可愛い!
      理想ですね〜☆
      m.cafeさん
      こちらこそ、よろしくお願いします♪
      静子さん、潔くて賢くて可愛い!
      理想ですね〜☆
      2023/01/20
  • 装丁に惹かれて借りた一冊。しみじみと面白い一冊でした。
    初・井上荒野さんでもあるけど、どうやら今作は井上さんの作風としては少し異色なのかな?

    主人公の静子さんは、御年75歳。息子夫婦と女子高生の孫と同居しています。

    この本はそんな静子さんと周りの人たちのほのぼのとした日々…というにはちょびっと生々しい、あれやこれやのお話。

    静子さんめっちゃ好きだ〜。何が素敵って、考え方がとても柔らかい。

    世間では年を取るにつれて頭が固くなる、なんてよく言われますが、酸いも甘いも十分すぎるほどに噛み分けてきた年齢になると、自分の考え方や感覚に経験上の自信を持つので違った考えをなかなか受け入れられない。それはある意味仕方のないことですよね。

    でも、静子さんはそうじゃない。
    しっかりと自分の感覚を確立した上で、あ、こんな考えもあるのね、と人の感覚もふんわり柔軟に受け入れられる人なのです。

    年を重ねてこんな風になれたらいいな、と素直に思える。

    余談ですが、私の職場には仕事が大好きで、奥さんとすごく仲良しで、趣味もたくさんあって、毎日楽しそうに過ごされている70歳の男性がいます。
    そういう理想的なお手本が身近にいると、年を取るのも悪くないもんだな〜と思えてきて心強いのです。

    この本を読んで、また静子さんという素敵な、心のお師匠にしたいひとができました。

  • 今までに読んだ、井上荒野さんの作品とはガラッと違った雰囲気の、カラッとした明るい作品です。
    タイトル通り淡々とした75歳の宇陀川静子の日常が、日毎の季節を拾いながら、スケッチのように描かれています。

    静子は夫の十三に先立たれて、息子の愛一郎、嫁の薫子、孫の高校一年生のるかの四人家族です。
    週に2回フィットネスクラブのスイミングスクールに通っています。
    そこでの、人間関係は、孤立して仲間がいないわけではありませんが、皆とくっついて噂話に、乗っていったりは、決してしません。
    家庭では、息子の浮気をかぎつけて、嫁との仲を修復するために、パソコンを習いに行き、こっそり作戦を立てたりします。(ここは、ユーモアが垣間見られる面白い場面です)
    そして、夫の生前は夫の小さな浮気を許しつつ、自身もひそかに想っていた人がいました。
    夫が亡くなってけじめがついてから、会いに行きますが…。

    75歳をしっかり生きて自分というものを持っている、静子のような生きかたは理想的で、憧れました。

    • くるたんさん
      まことさん♪おはようございます♪
      とても素敵な作品をご紹介ありがとうございました(⁎˃ᴗ˂⁎)
      静子さんの魅力に虜にされてしまいました。
      読...
      まことさん♪おはようございます♪
      とても素敵な作品をご紹介ありがとうございました(⁎˃ᴗ˂⁎)
      静子さんの魅力に虜にされてしまいました。
      読後感も良くて、お気に入りの作品になりました(*≧∀≦*)
      2019/12/26
    • まことさん
      くるたんさん♪おはようございます!
      この作品を読まれたのですね。
      この作品は、荒野さんの作品の中ではとても明るくて、読後感の良い作品だっ...
      くるたんさん♪おはようございます!
      この作品を読まれたのですね。
      この作品は、荒野さんの作品の中ではとても明るくて、読後感の良い作品だったと私も記憶しています(*^^*)
      2019/12/26
  • 魅力に虜にされた。

    静子さんは75歳。年齢にとらわれない柔軟性、行動力。そしてしっかりとした自分の芯を持っている。
    その魅力にたちまち虜にされた。

    毎回ちょっとした問題に立ち向かう静子さん。その時々の心情、つぶやく言葉には何回もハッとさせられ、かつ、心にしっかりと刻みたくなるほどだった。

    それもこれもいろいろな経験をしたからこそ。
    もちろん幸せばかりじゃない、自分を押し殺していた日々があったからこそ…。

    読了後はやっぱり静子さんのような柔軟さ、行動力に憧れが止まらない。そして温かさも止まらない。

    • くるたんさん
      まことさん♪こちらにもありがとうございます♪
      私は井上荒野さんは一冊しか読んでいなかったので、まことさんが続けて読まれていた時に虎視眈々と狙...
      まことさん♪こちらにもありがとうございます♪
      私は井上荒野さんは一冊しか読んでいなかったので、まことさんが続けて読まれていた時に虎視眈々と狙っておりました(笑)♪年末年始に長期で借りられたので良かったです。
      温かさが残る作品は良いですね♪
      2019/12/26
    • あいさん
      こんにちは(^-^)/

      井上さん名前しか知らなくて…。
      この本高評価だね!
      75歳、色々経験したからこそというのがいいね。
      今...
      こんにちは(^-^)/

      井上さん名前しか知らなくて…。
      この本高評価だね!
      75歳、色々経験したからこそというのがいいね。
      今年もたくさんくるたんに本を紹介して貰って楽しかった♪
      ありがとうね!
      まだ会えると思うけど、もしバタバタして会えない時のためにお礼を言わせてもらいました(⁎˃ᴗ˂⁎)
      私もあと1冊は感想アップできるといいけど。
      2019/12/27
    • くるたんさん
      けいたん♪
      こんにちは♪
      こちらこそいつもありがとう♡
      私も知らない作家さん、読みたい作品を教えてもらって感謝だよ(⁎˃ᴗ˂⁎)
      私もなんだ...
      けいたん♪
      こんにちは♪
      こちらこそいつもありがとう♡
      私も知らない作家さん、読みたい作品を教えてもらって感謝だよ(⁎˃ᴗ˂⁎)
      私もなんだかんだで家族がいる年末年始は読めないわ〜。
      今年もお世話になりました。来年もよろしくね♪

      この作品、ちょっと笑いもあり、心があったまるからオススメよ♡
      2019/12/27
  • 50年連れ添った夫・十三が亡くなり十三の妻であることをやめ、自由になった静子さん。
    自由になったことを自覚して楽しんでいることが何とも素敵。
    様々な不倫問題をビックリする方法で解決?してしまう頭の良さには脱帽です。

  •  書店で前からずっと気になっていた本で、やっと購入しました。

     静子、薫子、愛一郎、るかの視点でそれぞれ話が進んでいく。淡々としていて読みやすく、大きな事が起こるわけでもなく、でも、続きが気になる…という。

     静子のフィットネスクラブの出来事、行動が読んでいて面白かったです。

     こういう、家族の何でもない、ほのぼの系でも、どろどろ系でもなく、でも面白いお話しは、なかなかないので新鮮でした。

  • 『照子と瑠衣』を読んで、その中に登場するおばあちゃんがお茶目でパワフルでかわいいと思ったのだけど、その静子さんのお話があると知り、この本を手に取った。
    『照子と瑠衣』で感じた印象通り、おっとりした雰囲気と、イタズラ好きな性格を併せ持っている。
    奔放さと堅実さ、相反するように思える二つの性格を同居させており、不思議な魅力を醸し出している。

    通っているフィットネスクラブに貼られている細かすぎる注意喚起の言葉に、「ばかみたい」と感じており、ある日その貼り紙に「ばか?」と書いた小さな付箋を貼り付けるエピソードは痛快で、笑ってしまう。

    そんな飄々としている静子さんも、かつては夫の浮気に悩んだり、家族のために尽くしていたりと苦労はあった。
    その過去を経ての、今の静子さんの姿は、元気をくれる。
    静子さんと同居する息子一家の面々の視点から語られるエピソードも、息子・愛一郎の浮気騒動や娘・ルカの恋模様など、ユーモアを交えながら描かれていて、終始面白かった。

    中島京子さんの解説も素晴らしい。

  • 良かったです。一気に読んでしまいました、インフルエンザに罹った休日に。いい家族ですねぇ。二世帯なんて絶対にやめたほうが良いと皆んなにアドバイスしてましたが。こんなおばぁちゃんなかなかいないでしょうが、このようなお年寄りになりたいです。やっぱり水泳ですね。

  • 小さなあれこれはありつつも 淡々とすぎてゆく毎日を 家族それぞれの視点から描かれた連作短編小説。
    75歳の静子さんが とても素敵で このような75歳になりたい、と これからの人生の楽しみができた。歳を重ねるごとに 若い頃とは違う自分に淋しさを感じていた今の私にとって、希望を与えてくれる良書となった。

  • ひねりの効いた粋なユーモアがあって、お茶目で可愛い静子さん。群れないけれど人気者。どうしたらこんな風に歳を重ねていけるんだろうか。健全な心身と、人生を前向きに捉えられる思想、好奇心を持つことだろうか。
    家族のことで思い悩んだときに散歩に出て、缶ビールを買って途中でプシュッと開けて飲むシーンが好き。その他にもクスッと笑ってしまうシーンがあって楽しい。
    私自身の現実の日々は中々思い通りにいかなくて、モヤモヤして、歳を重ねるごとに卑屈になっていって、ひねくれてばかりと思っていた。
    思い通りにならない日々を耐えつつ、粋なユーモアに変えられる人になれるように。硬くなりつつある頭を柔らかくすること。色んな経験をして客観的で多角的な視点で物事の本質を捉えることって本当に難しい。一見辛い経験に思えても、捉え方で変わることもある。モヤモヤや辛さをユーモアや前向きな思想に変えられる賢さを身につけていきたい。静子さんのように。

    まずは背筋を伸ばして、目の前のことを淡々とこなしていこうと思う。そして日常に余白をもてる工夫をしていきたいと思う。

  • 颯爽としていて上品で活動的な静子さん、素敵でした。
    こんなおばあちゃんになりたい。
    過ごしてきた月日を感じさせる落ち着きと配慮、付かず離れずの距離感。
    息子さん夫婦も孫も静子さんを畏敬してるのわかるし、バーボン鷲田な山田暁と仲間たちも、フィットネスクラブのお姉さま方もコーチも、かわいい面白いおばあちゃんだと近付いてたとしても人柄の虜になってる。
    山田と仲間たちと、静子さんが孫の部屋からくすねてきたバーボンを外で酌み交わしてたの微笑ましかったです。
    宇陀川家やフィットネスクラブの人々のあれこれは荒野さんらしいドロドロハラハラを感じさせるところもありましたが、雨降って地固まるみたく良い方向で終わるので嫌な気持ちにならない。すごい。

    大五郎さんエピソード、切ない。死別した夫の十三には「努めて」接してて、でもずっと好きだったのは大五郎さんなんだろな。
    ここでぐらんぐらんに揺れても、自分の決めたことは守ってるのも素敵です。
    以和子「田辺聖子(雪の降るまで)」→静子「井上荒野(静子の日常)」と、年を重ねていきたいです。

  • 息子夫婦、孫娘と同居する静子さんの日常。
    誰にもありがちな些細な事件の数々。
    上手く立ち回る静子さんが素敵。
    こんな老後いいかもな〜
    子供おらんけど(笑)

  • 私はどこにでも行ける、自分が決めたことは守る。軽やかで自由な上に、一本筋が通っている素敵な75歳、静子さん。
    ページをめくる手も軽く、サクサク読める本でした。久しぶりに『キャベツ炒めに捧ぐ』を読みたくなった。

  • 75歳の“フツウ”って、どんな感じなのだろう?
    息子夫婦と同居し、“居場所”としてフィットネスに通い、水泳もめきめき上達する。
    気に入らない事があると、他人に自分の仕業だとばれないよう、意趣返し。これ、ちょっと引く。
    同居している息子や孫のプライベートにも、何食わぬ顔で介入。
    凄いな~
    BBA恐るべし。
    しかし、ひそかに心を寄せた人の老いを目の当たりにして切ないのは年相応か。
    静子自身の日常プラス、静子の同居家族の日常が描かれる。
    興味深い。

  • 爆発的に面白いわけではありません。だって、ここに描かれているのは、後期高齢者となったおばあちゃんの日常。息子一家と同居する静子さんは、一見おっとりとした可愛らしい人。しかしその実を知れば、やるな婆ちゃんとニヤリ。何度かふきそうに笑いました。

    婆ちゃん、息子、嫁、孫娘の視点で。静子さんは、人の決めたことはそうでもないけど自分で決めたことは絶対に守る人。まったくぶれない。そんな静子さんのことを家族が認め、畏れ、敬意を払っているのがいい。年頃の孫娘が爪切りを借りにきて言葉を交わすシーンがとても好き。

    すっとぼけた雰囲気があるのに、ちょっぴり切ない。行ったことのないところに行ってみたいと思いました。

    女たらしも役に立つ。名言。浮かないときには缶ビール!

  • 静子は75歳
    夫の十三を亡くしてから
    息子夫婦と暮らす。
    .
    この静子の行動力が素敵。
    フィットネスに行ったり
    若者とバーボンを飲んだり
    1人で町内のバス旅行行ったり。
    でもこの小説
    静子だけが面白いんじゃ無くて
    宇陀川家が面白いん。
    息子の愛一郎、嫁の薫子、孫のるか。
    それぞれの視点からの短編だけど
    前の前のやつが生きて来たりする。
    静子と大五郎の仲も羨ましい。
    ほっこりしたり、思わず吹き出したり。
    .
    井上荒野さん、こーいう類のはすごく好きです。

  • 75歳の静子おばあちゃんの日常。
    スポーツジムの水泳教室に通ったり目的は何であれパソコンを習ったりと、何ともパワフルな静子さん。若いっ。
    好きな事を見つけて挑戦している人は、年齢など関係なくとってもイキイキしている。離れ離れになりそうな家族を表に出ることなくそっと元に戻す技はやはり年の功なのか。
    彩ある人生を送る賢い静子さん。かっこいい。

  • 御年75歳。夫をなくし、三世代同居中の静子さんの日常です。
    自分で嫌だな、ひっかかるな、ということを、他人を傷つけることのない、いたずらっぽい方法で何とかしてしまう。人を嫌うのではなく、悲しく思う。その可愛らしさと優しさに気持ちがほっこりします。家族が静子さんに一目置くのも通り。こんなおばあちゃんがいたら誰もが好きになっちゃうでしょうね。そんな静子さんには想い人が。この年齢だからこそのロマンチックさ、現実の厳しさが二人のあいだにあります。恋人とも、友情とも違う。きっと痛い思いしかしないのに、思わずにいられない。それでも二人の時間をもってほしいと願わずにいられません。
    「もうきるわ」でも感じましたが、状況を詰めていって最後に出てくるたったひとつの言葉(この作品では葉書に青クレヨンでかかれた言葉)がとても効果的です。展開の全てをまとめあげるその一言がクライマックスそのもの。この作家さんならではですね。

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著者プロフィール

1961年東京生まれ。成蹊大学文学部卒。1989年「わたしのヌレエフ」でフェミナ賞、2004年『潤一』で島清恋愛文学賞、2008年『切羽へ』で直木賞、2011年『そこへ行くな』で中央公論文芸賞、2016年『赤へ』で柴田錬三郎賞、2018年『その話は今日はやめておきましょう』で織田作之助賞を受賞。他の作品に『もう切るわ』『ひどい感じ 父・井上光晴』『夜を着る』『リストランテ アモーレ』『あちらにいる鬼』『あたしたち、海へ』『そこにはいない男たちについて』『百合中毒』『生皮 あるセクシャルハラスメントの光景』『小説家の一日』『僕の女を探しているんだ』『照子と瑠衣』『猛獣ども』『しずかなパレード』などがある。

「2025年 『私たちが轢かなかった鹿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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