もぐら 讐 (中公文庫 や 53-2)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 780
感想 : 63
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  • Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122056558

感想・レビュー・書評

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  • H31.3.19 読了。

     今回もハードボイルドでいっぱい人が死んだ。影野と楢山と紗由美の関係性が良い。
     続編も読みたい。


  • シリーズ二作目。
    前作で殺人を犯し、下関刑務所に収監されていた元組織犯罪対策部の影野竜司。
    とあるカルト教団が凶行を企んでいるという。そのカルト教団でマインドコントールされた聖戦士が、まさしく「もぐら」の如く潜入される。それも殺人を犯させ、裁判官を買収し。
    その潜入カルト教団員を暴く為に、収監中の同じく囚人であるが元警察の影野は警察庁から依頼を受ける。
    復讐による復讐の復讐。悪しき連鎖が止まらない。
    本作も、ぶっ飛んだ一冊でした。

  • 今回は楢山が活躍。悲しい結末。

  • 警部補の惨殺事件が発生。警視庁は特別捜査本部を設置し、組対の垣崎、楢山らが捜査に乗り出す。一方刑事局長の瀬田は、殺人罪で服役中の影野竜司に極秘の任務を依頼する。やがて動き出す謎の教団アレースー新宿、そして竜司がいる刑務所を爆破し、警視総監に聖戦が布告される…。

  • 対宗教団体。
    舞台は刑務所。

    相変わらず血みどろで、敵も味方もひたすら銃を撃ちまくる。
    描写も残酷だ。

    が、それはさておき、ハラハラしながら読めた。暴力的なところはさておき、話は前のやつより面白い。
    もはやCG使ったアクション映画のようで。相変わらず竜司は不死身だし。

    面白かったのでシリーズ全部読んでみる。

  • もぐらシリーズ2作目。

    前作の事件で逮捕された主人公の影野は刑務所に服役中。その刑務所が新興宗教の教団テロに狙われ、影野に極秘の捜査命令が下される。

    相変わらず突っ込みどころ大アリな設定だが、それに目を瞑れば、エンタメ本として十分楽しめる。逆に変に突っ込まずに、素直に楽しんで読みたいシリーズ。
    1作目は、影野一人の大立ち回りで終始したが、今作はサブキャラの楢山や、柿崎の活躍もあったりで、キャラが拡がり楽しかった。シリーズモノとして今後にも期待できる。

  • 影野竜司と宗教団体との戦い。

  • もぐら第2弾。

    下関刑務所に収監されている主人公。
    そこに新興宗教アレースに所属する大男が収監されてくる。

    この男は、アレースの目的のために、下関刑務所を爆破し、大量殺戮する。

    物語そのものよりも、大量に人が死にすぎる。
    すごい。

  • もう現実離れしてるスケールはとやかく言わずそのままのめり込みましょう。楢山はちょっとダメですが竜司とはよいコンビなので許します。まだまだ不死身でやってくれそうで楽しみです。

  • けっこうえぐい話ですね。(^^;
    事件の序盤から中盤までは、スプラッタな感じもするような派手な殺人が描かれています。
    ちょっと、武器の入手経路とか加工とか、都合良すぎるところもありますが、エンタテインメントなんでこれはこれで。
    ただ、最後の妙な緩み方をするのがねぇ。尻つぼみ感ありあり。
    今後に期待というところでしょうか。

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著者プロフィール

1964年兵庫県生まれ。文芸誌編集などを経て、小説家へ転向。「もぐら」シリーズが100万部を突破し、大ブレイク。「もぐら 新章」「D1」「ACT」「刑事学校」「警視庁公安0課」などシリーズ多数。

「2022年 『紅い塔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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