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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784122056824
みんなの感想まとめ
家族の視点から描かれた、著名な作家の人生とその周囲の人々との関わりが、深い感慨をもたらします。菊池寛の生涯を孫が綴ることで、彼の文学的な業績だけでなく、家族との温かな交流や日常生活が浮き彫りになります...
感想・レビュー・書評
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孫だからこそ書ける菊池寛、その妻の人となりが伝わってくる。文藝春秋社、直木賞、芥川賞を創設したのは、誠に若者に道を拓く偉業だったと思わされる。が、文学に留まらず、政界、映画界、近所の小僧さんなど、たくさんの人達との交流も偉業だと思う。親族が集まる賑わい、妻の忙しさは、自分の幼少期のお正月を思い出す。後書きを読むと、高齢の父、叔母などに取材した最後の機会だったことも分かり、著者は良い仕事をされたと思う。この著者の息子さんも作家で早逝されたことを初めて知り、驚いたが、菊池寛は、自分の作家の遺伝子が繋がり、喜んでおられると思う。
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菊池寛の死の前後のできごとが書かれた本。
孫の著者が、寛の実子である伯母・叔母らへの取材によってまとめたとのこと。
菊池家の暮らしぶりや自宅の様子などが分かっておもしろい。
あとは、弔辞などの引用がとても多いという印象。
菊池寛の逸話は、この本を読むまでもなく、いろんなところでよく語られているように思う。
私の場合、惜しみなく人を援助した器の大きな人というイメージがあったが、本書を読んで、多少印象が変わった。
自分に好意を持っていない人を露骨に嫌うとか、人間的というか・・・。大きな子どものようなところがあったようだ。
それから、寛のこと以上に、妻の包子(かねこ)のことも強烈に印象に残る。
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