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Amazon.co.jp ・本 (424ページ) / ISBN・EAN: 9784122057173
みんなの感想まとめ
複雑なテーマと独特のキャラクターが絡み合う物語が展開され、読者に深い考察を促す作品です。株の誤発注事件を調査する男と、ひきこもりを治そうと奮闘する男の物語は、孫悟空という象徴的なキャラクターを通じて「...
感想・レビュー・書評
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著者、伊坂幸太郎さん(1971~)の作品、ブクログ登録は11冊目になります。
本作の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。
---引用開始
三百億円の損害を出した株の誤発注事件を調べる男と、ひきこもりを悪魔秡いで治そうとする男。奮闘する二人の男のあいだを孫悟空が自在に飛び回り、問いを投げかける。「本当に悪いのは誰?」はてさて、答えを知るのは猿か悪魔か?そもそも答えは存在するの?面白くて考えさせられる、伊坂エンターテインメントの集大成。
---引用終了詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
んーーーわからん笑
伊坂幸太郎ワールドなのかなぁ。作品によって使わなければいけない頭の場所が違うんだよなぁ。きっと。
積読から調子に乗って読んじゃおう!ってなったは良いものの、続きを読もうとして毎回のように「で、何だったっけ?えっとー」ってなってしまいました。すいません。流し読みしてしまったので、また気が向いた時にリベンジします。 -
わかったようなわからないような、ふわふわした読後感。
伊坂さんの本はたまにこういうのがある。
ぐっと引き込まれたと思ったら、ん?さっきのは現実の話じゃなかったの??と、訳がわからなくなり。
最終兵器のごとく例の段ボールが出てきた時はテンション上がったけど、結局役に立たなくてあれあれ?となり。
いったん読み終えてからぱらぱら見返したけど、うーん、やっぱり何だかよくわからなかった。
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読み進めれば面白くなるのかなと思いつつ、珍しく、読みどころが?な感じでした。
物語の本筋とは大分ズレるけど、システムの不具合をなぜなぜ分析するあたりは面白い。
私は元SEなので、なぜなぜ分析には泣かされましたが、事務職の現在では、これが品質を上げる良いやり方であることを知っています。 -
自分がオーデュボンの祈りの読み方で失敗したな…という反省点をふまえ、先入観をなくし、物語の設定にも違和感を感じないように読み進める事がSOSの猿を楽しく読む術かと思われる…
主人公遠藤で進むパートと五十嵐で進む2視点の時間差がつながった時にやっとこの物語の面白さがスタートする…あとは結末が気になり一気見できた。
必要な暴力はあるのか、人間は善と悪どちらも持ってるなど難しいテーマを孫悟空の分身を絡めながら、引き篭もり、株の誤発注事件、虐待事件と盛りだくさんの内容だった…
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うーん。
私の頭ではちょっとついていけなかったかなぁ…
掴み所がないようで不思議なのがずっとだった。
再読必要なのかな汗 -
株の誤発注、その原因をさぐることから始まる物語。過去や現在、誰の語りかが混乱する感じで読み進める。最後に全てがつながり、ここでつながってたんか〜と納得。人のSOSに敏感な人は自分の存在を証明したい人。わかる気がするなぁ〜。主人公同様、人を助けたいと首をつっこむが結局何も出来ず終わる、「自分のできることをやるしかない」に共感。
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刺さる言葉が多かった!
くり返し読みたい本。 -
「私の話」と「猿の話」が交互に語られまして、察しの悪い読者は、最初ドギマギしてましたけど、「猿の話」がずっとファンタジーなのに対して、「私」の話はどうやら「私」に不思議な能力あるの?っていうじわじわ展開。
最後は絡み合うんだなと思って、読んでましたけど、軽く裏切られました…けど、面白い。
助けられない事象に自己嫌悪を抱いてしまう心情を掘り下げられて、染みる。
そして、あとがきで知ることになる(事前に情報入れとかない私が悪い)本書は五十嵐大介氏の「SARU」とリンクされてるんです!!
本書で置いていかれてた私の「はて?」は回収されるのか!? -
相変わらず、設定がいい意味でハチャメチャで、読んでいると、置いてけぼりにされてしまう。
「私の話」と、「猿の話」を繰り返しながら、「猿の話」ってなんやねん、とツッコミを入れたくなるけれど、急に、洞窟を抜け出したときのように、視界が開けてくる。
話の中でハッと気付かされる登場人物の言葉。今回も、それらに突き動かされる。
『「それこそが作り話の効力よ。物語は、時々、人を救うんだから」』(kindle P180)
良薬は口に苦しというけれども、伊坂氏の散りばめた言葉の処方箋は、苦味なく、深く深く、患部に届いていく。
不思議なタイトル、考えさせられる内容に、一気に引き込まれました。 -
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この作品も大好きになりました。
なんだか奇妙なお話なのですが、胸に残るフレーズがたくさんあって、毎度のことながら、伊坂幸太郎さんの優しさ溢れる作品になっていたような気がします。
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2021(R3)5.11-6.3
図書館の2週間の貸出期間では読み切れず、さらに延長してようやく読み終えた。
「私の話」と「猿の話」が交互に出てくる構成。
どちらも淡々と進んでいく感じは伊坂作品らしく、最後の伏線回収を期待して読み進める。
しかし、「猿の話」が荒唐無稽な展開になり、ついていけなくなる自分に「理解できない自分に読解力がないからだ。」と言い聞かせるも、訳が分からない。
最後にそのカラクリが明らかになるものの、やっぱり訳が分からなかった。
主題のキーワードは「因果関係」な気がするが、「なんだかよく分からなかった」というのが正直な感想。
伊坂幸太郎のレトリックと、心理学と孫悟空の知識についていけない自分への評価として星2つとしました。 -
伊坂幸太郎 著
「また妙な小説を書いたものだな」って解説でも記されてた通り…妙な小説だったが、結構面白く読めた。
「SOSの猿」ってタイトルから、はてな?って感じだったし、伊坂幸太郎さんって こんな感じの小説も書くんだって
やけに感心してしまいました。
猿から始まり…エクソシストやらユングの心理学 そして
ひきこもりの社会的な事柄までにも結び付けており、そしてまた「西遊記」孫悟空まで飛び出すとは…何だか 楽しい
こんな妙な展開の中で きっちり 伏線を回収する 流石!
「私の話」と「猿の話」語り手も状況設定も異なってる話が 調和されてゆく 勿論 他の色々な作家さんが 2つの物語を同時進行させながら 関係を持ち、結びつけたりして収束するっていうのは よくありますが…伊坂幸太郎さんの作品はかけ離れているような次元の2つの物語を本当に心地よく調和してゆくところが とても好きだなぁと思う。
何だか、気になったのは「誰かを救ってあげたい、というこだわりで、それは、自分自身の存在価値を証明したい、という弱さから生まれているらしくて(メサイアコンプレックス)」え!なるほど…そうなのかもしれない なんて 思わず、自分に当てはめて考えてしまった(>_>)
そこには 大きく触れないで キーボードで打ってみて、何だか大仰だなぁ、と思った そしてその文章を消し…とあり、
そんな作者の心配りがいいなぁって感じた 誰かを救いたい とか思う気持ちにあまり意味付けをしても仕方ない。
救いたいと思える気持ちは救えるかどうかってことより 純粋に そう感じられることが人間らしいし、そうそう弱くてもいいのよ なんて勝手に納得して読み終えた。 -
H29.11.30 読了。
・悪魔祓いの副職をしている「私の話」と証券会社で何百億円の損失の原因調査する「猿の話」で構成されている。
最後までぼんやりしたスッキリしない話で、あまり面白くなかった。 -
不思議な本だった。
途中、視点が変わるし猿は出てくるし、なんだろ、この話は。。と思いながら読んでましたが、最後に全て回収されて驚いた。
西遊記が私自身好きってこともあるけど、登場人物も少しコミカルで読んでて楽しかった。 -
一條次郎の匂いがした。
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すごく奇想天外な物語!
孫悟空がもっともっと活躍するのかと思いきや、ぬるっと現れてそして消えていくという、なんとも煮えきらない孫悟空。なのに、不思議と物足りない感はなく結構な存在感。孫悟空としてのパーソナリティ(?)にはほとんど言及はないのは個人の持つイメージで補わせるというところなんだと思う。
原因の原因をもとめていく、という軸がおもしろかった。
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