日本の近代3 - 明治国家の完成 1890~1905 (中公文庫 S 24-3)
- 中央公論新社 (2012年12月20日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (493ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122057401
作品紹介・あらすじ
明治憲法制定・帝国議会開設と近代国家へのスタートを切った日本は、内には藩閥と民党の抗争、外には日清・日露の両戦争と、多くの試練を迎える。帝国主義国家としての相貌をあらわにしはじめた日本、そして危機を乗り切った明治天皇の指導力とは。
感想・レビュー・書評
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明治憲法制定、議会の設立から日清、日露戦争までの日本政治史をまとめている。
参考資料が当時発刊された雑誌にまで及んでいる。ただ単に政治の流れを追うだけでなく、人物まで焦点が及んでいる。さらに、筆者なりの歴史の評価がなされており、立場はどうであれ、好感が持てた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
世紀の意識◆世紀末の明治・新世紀の明治◆国会前夜◆初期議会と大津事件◆世紀末の国会対策◆日清戦争と三国干渉◆藩閥と政党の提携◆日露戦争と国家の完成
編集委員:伊藤隆(1932-)、猪木武徳(1945-)、北岡伸一(1948-)、御厨貴(1951-)
著者:御厨貴(1951-)
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