寺山修司 その知られざる青春 (中公文庫)

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  • 中央公論新社
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122057821

作品紹介・あらすじ

起こらなかったことも歴史の裡-とうそぶき虚構と現実を渾然と生きた寺山修司。人間・寺山を形成した「実際に起こったこと」とは何だったのか。作家への野心、母との葛藤、恋、そして病…短歌をベースに処女歌集成立までの前半生を辿り、若き日の実像に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 詩人の母の生い立ちから、少年時代、デビュー、処女歌集刊行までの半生記。母との葛藤、才能と上昇志向、闘病などが詩人本人の資料を通じて語られる。巻末『私の「寺山修司、寺山はつ」体験記』も興味深い。

  • 週刊誌の記者として寺山修司と交流があった著者による評伝。生い立ち以前の父母のルーツから、歌集『空には本』を出すまでの創作や人間関係が描かれている。短歌やインタビュー記事だけでなく寺山修司が恩師に送った葉書の文面もあり、独特の言語感覚が堪能できる。著者の執念を感じる本だがすでに著者もこの世を去ったと知ってびっくり。そして残念。

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    「「起こらなかったことも歴史の裡」とうそぶく寺山の前半生における数々のエピソードを検証し、創作の原点である短歌をベースに彼の「虚と実」を読み解く。」

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