化学探偵Mr.キュリー (中公文庫)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 1341
レビュー : 151
  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122058194

作品紹介・あらすじ

構内に掘られた穴から見つかった化学式の暗号、教授の髪の毛が突然燃える人体発火、ホメオパシーでの画期的な癌治療、更にはクロロホルムを使った暴行など、大学で日々起こる不可思議な事件。この解決に一役かったのは、大学随一の秀才にして、化学オタク(?)沖野春彦准教授-通称Mr.キュリー。彼が解き明かす事件の真相とは…!?

感想・レビュー・書評

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  • 喜多喜久氏の作品にしては化学薀蓄が少ない気がする。
    結末があまり深刻なものはなくて、クスッとしながら楽に読める。
    (あっ間違えた。ひとつだけとんでもない大問題を投げたのがあった)。
    どちらかというと、ミステリというよりはラブコメ要素が強いかな。
    沖野先生はなんだかんだ言って舞衣ちゃんが気になってる、
    もっと言えば舞衣ちゃんが好きなんだろうな、と思えるのが面白かった。

    剣也くんという横槍要員が登場したところで終わってしまった(´・ω・`)
    彼が沖野先生にとってではなく舞衣ちゃんにとってのライバル、
    という辺り、この先を期待させる終わり方だった。
    これは続編ありでしょう。
    ということで期待している。

  • 四宮大学理学部化学科の准教授である沖野春彦と四宮大学庶務課に勤める職員である七瀬舞衣が大学内で起こる事件を化学的に解決していく物語。

    それぞれの話が短編として書かれており、
    ・化学探偵と埋蔵金の暗号
    ・化学探偵と奇跡の治療法
    ・化学探偵と人体発火の秘密
    ・化学探偵と悩める恋人たち
    ・化学探偵と冤罪の顛末
    の5話が収録されています。

    沖野が独特なキャラクターで、七瀬との関わりが面白い。
    事件の内容が化学的であるが、文理問わず読みやすい本であると思います。
    シリーズものであるので、続きが気になります。

  • 表紙のイメージからイケメンが何人も出てくる探偵ものだと思い込んでいたけれど、主人公は積極的で可愛らしい舞衣という庶務課の女性だった。大学内外で起こる様々な謎を、化学以外はイマイチ興味の無い沖野という准教授が舞衣に振り回されつつも解決していく様子がポップで楽しかった。続きも早く読みたい。

  • 面白かった。
    ただ、女性の描写が若干「なし!」って思えてしまうとこがあったけど。
    次読む。

  • 誰かが死ぬわけでも無く、長編推理小説のような重い話でも無く。短編なのでちょっと暇だなという時に気軽に読めるしどこから読んでも違和感なくとっつきやすい

  • 探偵ガリレオの焼き直しの気がするけど、楽しめたから、☆4つ。続きが出たらうれしいな。

  • かなり前に読んでいて、再度読み直してみた。

    思考的には理系寄りな自分としては、また大学というなじみのある舞台だというのも、しっくり来るところ。庶務課ってそんなことしないとは思うけど(笑)

    短編だからさくっといけるのもあるが、ネタというかトリックが化学を使ったものであるが故に長編より短編で「あぁ、そんなことができちゃうんだー」というあっさりした感じにしないと無理が出るんだろうと思う。

    その分、人の心の動きに必然性がないとミステリーとしては弱くなっちゃうだろうから、そのあたりはがんばってるんじゃないだろうかと思った

  • 暇つぶしに最適の軽さ。
    続きが気にならないけど
    読んでる間は適度におもしろい。

  • 教授の沖野と、庶務課の七瀬のデコボココンビ具合が絶妙だ。起こる事件は主に大学内などでのものなので、小さな規模だが、化学を使って解決していく様は痛快で、かつ勉強になる。

  • 化学の准教授と庶務課の元気女子コンビが探偵役の短編集。
    ガリレオっぽいがキャラもストーリーもかなりライトで、サラッと読めるけど化学ネタはちょっと物足りないかも。

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著者プロフィール

喜多喜久(きた よしひさ)
1979年、徳島県生まれ。
東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了後、大手製薬会社に研究員として勤務する兼業作家。
2011年『ラブ・ケミストリー』にて第9回『このミステリーがすごい!』大賞で優秀賞を受賞し、デビュー。同作の「有機化学ミステリー」シリーズ、「化学探偵Mr.キュリー」シリーズが代表作。

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