神戸25メートルの絶望 (中公文庫)

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  • 中央公論新社 (2013年12月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784122058835

作品紹介・あらすじ

豪華ツアー「日本の異国」に参加していた夫婦が、神戸の異人館街観光中に姿を消し、二日後に夫が25メートルの円の中心で「公開処刑」されてしまう。次は妻の番だ…。十津川は他のツアー参加者四人-定年の男、IT企業社長、飲み屋経営の母娘-の中に犯人がいると睨む。犯人の動機と25メートルの謎とは。十津川は命を賭して犯人に向かう!

感想・レビュー・書評

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  • 【異色作!十津川警部のイヤミス!】

    (2017年8月29日読了)

     十津川警部ものの中でも、おそらく異色な部類のミステリーです。神戸をテーマにしているので読んでみました。

     リッチな神戸ツアーに参加した中年夫婦が失踪します。そして、夫婦は東京の廃校で半径25メートルの円内で「処刑」されます。十津川は阪神淡路大震災時の復讐ではないかと睨むのですが。

     伏線もわかりやすくて、犯人は比較的簡単に当てることができます。犯人が大金持ちでラストがケレン味のある展開となり、二時間ドラマならば特撮も必要です。

     但し、この小説の特異な点は、そこではありません。出版が2011年2月なのですが、まるで翌月に起こった地震を予言していたかのようなシーンが登場します。

     傑作でも名作でもなく、後味も悪い小説ですが、この本が出版されたタイミングで買った人は、東日本大震災の日にこの本を読んでいたとしたら、強烈に印象に残る一編となったでしょう。

  • 阪神淡路大震災を経験しましたが知らないことがたくさんあるのだと知りました。
    後半は私の想像力が乏しいのか現実離れしたものでしたが神戸を知っている人なら面白いのだと思います。

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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