信玄の軍配者(下) (中公文庫)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 230
レビュー : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122059030

作品紹介・あらすじ

武田晴信に軍配者として召し抱えられた山本勘助は、ついに戦国の表舞台に立った。鮮やかな戦略で次々と武田軍を勝利へ導き、晴信以下、重臣たちの信頼を勝ち取っていく。同時に、常勝軍団へとのし上がる武田軍。だが、家中には傲りが生じ始め、ついに武田家最大の危機を招くこととなる。戦の天才・山本勘助は、この窮地をどう切り抜けるのか!

感想・レビュー・書評

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  • 軍配者シリーズ第2弾 そうだった信玄の軍師は確かに身体に障害みたいのがあった記憶はうっすらとあった。これもなかなか良かった。しかし早雲の軍配者に比べるとやはりインパクトは下がっていくのは仕方ないか。

  • 早雲の軍配者の続き、山本勘助の話。有名な人物だが実在したかは疑わしいところもあるとこのと。でもそんな山本勘助のイメージを膨らませ、信玄を知るにも楽しい一冊。他の信玄本も読んでみたくなった。足利学校等で軍事としての勉強をしたのにも関わらず、良い主に付けず、駿府でくすぶっていた勘助、風魔小太郎の助けもあり、信玄に仕えることとなり、軍事としての力を発揮する。
    顔が醜いことや不遇な過去が有った分力を発揮して自分の生きる場所を見つけられた喜びが大きく、心振るえる。楽しい一冊。

  •  武田晴信の軍配者、山本勘助として召し抱えられた四郎左は自らの戦略で戦での勝ちを進めていった。
     山内上杉家を小田井原で快勝した戦では、捕らえた敵方の中に曽我冬之助がいた。
     かつての足利学校の友は別れてのち、扇谷上杉家の軍配者として采配を振るったが、やがて重用されなくなって以降は軍配者として死んでいた。
     四郎左は、そんな冬之助を逃して越後へ向かうように助言する。

     武田家が常勝軍団となってからは家中に驕りが蔓延していた。
     信濃領の北、坂城を本拠とする村上氏が信濃守護の小笠原氏と結託する動きが見えた。
     晴信は軍勢を佐久口から北信濃へと向ける。
     これが武田家第一の大敗、上田原の戦いへつながる。

     謙信の軍配者に続く。

  • 山本勘助の雑草魂を自分に置き換えることで、簡単に感情移入のスイッチが入り、「できる男」の気分で軽快に読み進められる。これは心地よい。そして最後には虎胤のピュアさにやられる。このシリーズ面白い!

  • 面白かった!
    あっという間に読了。

    次々と鮮やかな戦略を
    生み出す勘助に感動。
    そして、それを受け入れる武田信玄や
    脇を固める猛将達の清々しさに
    後味すっきり感満載だった。

    北条の軍配者になった風魔小太郎や
    次に出てくる(はず)
    上杉謙信の軍配者の冬太郎との友情は
    物語とは言え読んでいて心が熱くなった。

    懸命に考えて
    命がけで前に進む。
    毎日ボケッと過ごしていたら勿体ない!
    と思わせてくれた。

  • 晴信と雪姫のエピソードも好きだけど、四郎左と千草のエピソードはもっと好き。それ以上に晴信と四郎左の関係性もすごくよい。シリーズの中でこの組み合わせが一番好きかも。

  • 「信玄の軍配者 下」

    あ!!面白かった!
    40を過ぎてやっと、自分を軍配者として迎えてくれた殿方武田晴信!のちの信玄!!

    この信玄が本当に良い人!
    男気があって部下を大切にして、何よりも聞く耳を持っている!

    この御屋方様に一生ついて行き守るんだと主人公はありとあらゆる策で戦を勝ち進む!

    昔の人は大した武器はないから知恵と運と心理戦で戦を勝ち進んでいったんだなぁと思い知らされます。

    次は上杉謙信の軍配者!

    北条、武田、上杉!三人の軍配者は戦場で相見えるのか?楽しみ!

  • “山本勘助の名前は聞いたことがある” という程度の知識でしたが、読んでいくうちにどんどん魅力に引き込まれた。

  • 武田家の軍配者として負け知らずとなっていく四郎左。武田家の驕りを感じつつも止められない様子は、現代のマネジメントの世界でもありがちなこと。そんなところも人気の秘密なのだろう。本当にいい人である小太郎に対して、ツンデレキャラの四郎左。個人的には四郎左の方が魅力的だ。

  • 勘助かっこよかった。
    最後は泣きそうになってしまった。
    二人には幸せになってほしい。
    いよいよ次は冬之助の番。

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著者プロフィール

富樫倫太郎 1961年、北海道生まれ。98年第4回歴史群像大賞を受賞した『修羅の跫』でデビュー。「陰陽寮」「妖説 源氏物語」シリー
ズなどの伝奇小説、「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」シリーズ、「生活安全課0係」シリーズ、『早雲の軍配者』『信玄の軍配者』『謙信の軍配者』の「軍配者」シリーズなど幅広いジャンルで活躍している。


「2019年 『スカーフェイス3 ブラッドライン 警視庁特別捜査第三係・淵神律子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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