スカ-レット・ウィザ-ド (1) (中公文庫 か 68-22)
- 中央公論新社 (2014年5月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122059566
作品紹介・あらすじ
海賊王の異名を持つ一匹狼のケリーに、エネルギーと情報の二つの分野を支配するクーア財閥の総帥ジャスミンから仕事の依頼が舞い込んだ。だが話を聞きに出向いてみると-出されたものは『婚姻届』で…?しかも承諾か拒否かの決着は宇宙での追いかけっこで決めることに??かなり異色な恋愛小説が文庫版で登場!
感想・レビュー・書評
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一匹狼の海賊ケリーと、仕事として婚姻届を要求する大財閥の総帥ジャスミンの二人が主人公のライトSF。なかなか面白い。次巻も読む。
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人に媚びる顔ではない。人を支配する顔でもない。自分の信念に従う顔だった。
いい顔しているんだろうなと思う。魅力的な人物なんだろうとも。続きが楽しみだ。-
9nanoka さんも魅力的な顔していますよ。(^^)
目とか鼻とか。
これまたシリーズものですか?9nanoka さんも魅力的な顔していますよ。(^^)
目とか鼻とか。
これまたシリーズものですか?2015/03/09
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とても読みやすい本でした。
私は今まで多数の本を読んできましたが、SFというジャンルに関してはとんと縁がなく素人です。
そんな折に本書と出会い、タイトルとあらすじに惹かれて購入。
過剰な理屈っぽさもなく飲み込みやすい設定とイヤミのないキャラクター、そして中だるみがなくテンポの良いストーリー構成にハマってすっかり読み終えてしまいました。
こんなに読みやすく、のめり込みやすいSFなら、ズブの素人である私でも楽しめそうです。
できればケリーの活躍をもっとじっくり見たかったので、次巻以降はその点に期待して読みたいと思います。 -
少し前の新聞に、今上映されている「スカイウォーカーの夜明け」をもって「スター・ウォーズ」シリーズが一応の完結を見ることの記事が載っていたが、第一作(エピソードⅣ)からリアルタイムで付き合ってきた身とするとなかなか感慨深い。
「スター・ウォーズ」が色んな事に与えた影響の大きさはとても語り尽くせないが、私がスペースオペラが好きなのも明らかにそこを端緒とする。
さて、この本は「おすすめ文庫王国」の「心を滑らかにしてくれる⑩冊」に『スペオペだしね!』とあって、面白そうなので買ってみた。
最初の酒場のシーンからどっぷりと引き込まれるが、それに続くさしでの交渉やら宇宙での追いかけっこがまた痛快。
それにしてもジャスミンとダイアナの能力の設定がぶっ飛び過ぎて、ケリーも相当なものだが彼女ら(?)と比べるとかわいく思えるほど、もう何でもありって感じだが、まあいいか。
シリーズの壮大な掴みで終わるかと思いきや最後にひと山。そのド派手な闘い方に“顎を落っことす”。
しかし、ここで終わるかぁ…。私が行く中古本屋には続巻が置いてなく、どうやって手に入れるか結構悩ましいぞ。 -
表紙を見てうーーーーん…と思いつつ読み始めたら、いがいにも硬派な文章で内容も面白い。次巻以降も読みたい。
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SF的なお話
女性が強いのはいいなあ