スカ-レット・ウィザ-ド (1) (中公文庫 か 68-22)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 206
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122059566

作品紹介・あらすじ

海賊王の異名を持つ一匹狼のケリーに、エネルギーと情報の二つの分野を支配するクーア財閥の総帥ジャスミンから仕事の依頼が舞い込んだ。だが話を聞きに出向いてみると-出されたものは『婚姻届』で…?しかも承諾か拒否かの決着は宇宙での追いかけっこで決めることに??かなり異色な恋愛小説が文庫版で登場!

感想・レビュー・書評

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  • 一匹狼の海賊ケリーと、仕事として婚姻届を要求する大財閥の総帥ジャスミンの二人が主人公のライトSF。なかなか面白い。次巻も読む。

  • ディルフィニア戦記を読みたいとずっと思ってたのに、なぜかスカーレットウィザードを読んでいた。おもしろい☺ディルフィニアへの期待がますます大きくなった。とりあえずこれを一気に読んでみたい。でも借りたのは2巻まで。続きをどんどん借りねば!

  • 人に媚びる顔ではない。人を支配する顔でもない。自分の信念に従う顔だった。


    いい顔しているんだろうなと思う。魅力的な人物なんだろうとも。続きが楽しみだ。

    • komoroさん
      9nanoka さんも魅力的な顔していますよ。(^^)
      目とか鼻とか。
      これまたシリーズものですか?
      9nanoka さんも魅力的な顔していますよ。(^^)
      目とか鼻とか。
      これまたシリーズものですか?
      2015/03/09
  • とても読みやすい本でした。

    私は今まで多数の本を読んできましたが、SFというジャンルに関してはとんと縁がなく素人です。
    そんな折に本書と出会い、タイトルとあらすじに惹かれて購入。
    過剰な理屈っぽさもなく飲み込みやすい設定とイヤミのないキャラクター、そして中だるみがなくテンポの良いストーリー構成にハマってすっかり読み終えてしまいました。
    こんなに読みやすく、のめり込みやすいSFなら、ズブの素人である私でも楽しめそうです。

    できればケリーの活躍をもっとじっくり見たかったので、次巻以降はその点に期待して読みたいと思います。

  • 面白かったです!
    主人公の海賊がイケメンなアウトローなのも良いし、ヒロインがお嬢様なのに男よりスゴイ戦闘機乗りっていうのも面白かったです。
    あとヒロインのジャスミンって名前が可愛い❤️
    だんだんと2人の息が合っていくのが、読んでいてニヤニヤしてしまいます。
    続きが気になる本でした。

  • 少し前の新聞に、今上映されている「スカイウォーカーの夜明け」をもって「スター・ウォーズ」シリーズが一応の完結を見ることの記事が載っていたが、第一作(エピソードⅣ)からリアルタイムで付き合ってきた身とするとなかなか感慨深い。
    「スター・ウォーズ」が色んな事に与えた影響の大きさはとても語り尽くせないが、私がスペースオペラが好きなのも明らかにそこを端緒とする。
    さて、この本は「おすすめ文庫王国」の「心を滑らかにしてくれる⑩冊」に『スペオペだしね!』とあって、面白そうなので買ってみた。

    最初の酒場のシーンからどっぷりと引き込まれるが、それに続くさしでの交渉やら宇宙での追いかけっこがまた痛快。
    それにしてもジャスミンとダイアナの能力の設定がぶっ飛び過ぎて、ケリーも相当なものだが彼女ら(?)と比べるとかわいく思えるほど、もう何でもありって感じだが、まあいいか。
    シリーズの壮大な掴みで終わるかと思いきや最後にひと山。そのド派手な闘い方に“顎を落っことす”。

    しかし、ここで終わるかぁ…。私が行く中古本屋には続巻が置いてなく、どうやって手に入れるか結構悩ましいぞ。

  • 宇宙の海賊王ケリーと、財閥の女王ジャスミンのどたばたラブコメ。二人ともまだ本気で好きになってる感はないけど、これから気持ちが変わっていくのか。吊り橋効果でケリーは落ちる・・?というくらい巻き込まれ感半端ないですね。無茶苦茶な女王についていくのに精一杯。軍だろうとお構いなし、最高システムも手懐ける、誰も止められないですね。気になるところはゼウスもダイアナみたいに心があるのかどうか。

  • 表紙を見てうーーーーん…と思いつつ読み始めたら、いがいにも硬派な文章で内容も面白い。次巻以降も読みたい。

  • SF的なお話
    女性が強いのはいいなあ

  •  「デルフィニア戦記」から続くストーリーということで、スペースオペラは苦手だけど読みました。
     序盤の追いかけっこは苦手なスペースオペラそのもので、ほぼ読み飛ばしました。しかも不思議と「主人公に負けて欲しい」戦いなんですよね、あれ。結婚した方が断然話が面白くなりそうだし、主人公よりジャスミンの方が魅力的な人物だし…。
     1巻の時点で、ジャスミンは極めて魅力的な、なんでも出来るすごいキャラクターです。さばさばとした男言葉や人前での淑やかな演技力、それに訳あり結婚は、「デルフィニア」のリィを思い起こします。似てないと言えば似てないんだけど、少しだけ……。
     ケリーはキングと呼ばれる割に能力がジャスミンに今一歩届いていないような。
     次巻こそ、ケリーの活躍を期待します。

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著者プロフィール

茅田砂胡
5月3日生まれ。牡牛座。デルフィニア戦記シリーズで小説デビューをはたす。
著書に「デルフィニア戦記」「スカーレット・ウィザード」「桐原家の人々」「王女グリンダ」「暁の天使たち」「クラッシュ・ブレイズ」「祝もものき事務所」「天使たちの課外活動」「トゥルークの海賊」「海賊と女王の航宙記」シリーズ(以上、中央公論新社刊)、「レディ・ガンナー」シリーズ(角川文庫)がある。

「2023年 『天使たちの課外活動10』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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