皇国の守護者5 - 英雄たるの代価 (中公文庫 さ 60-5)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 167
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122059573

作品紹介・あらすじ

敵国の美姫を手中にして凱旋した近衛少佐・新城直衛を、衆民は歓呼して迎えた。だが、その名声を喜ばぬ者たちの怨嗟は皇都の闇に広がり、おぞましき策謀が蠢き始める…。そのとき、つかの間の平穏を突き崩し、帝国軍の容赦なき冬季攻勢が発動!つくられた"英雄"新城は再び最前線へと赴くが!?書き下ろし短篇「島嶼防衛」を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 「英雄」として皇国の行く末を担わざるを得なくなる新城。
    義兄の元を訪ね、その指揮権を(臨時に)継承することに。

    新城が戦を率いる場面は多くありませんが、政治的な混乱部分が本書の大半でありながら、「つまらない」と感じさせない筆力です。
    次巻は新城が「全軍」を指揮しての戦闘となりそうで、期待大です。

  • ますます、新城直衛に引かれていきます。この巻のラストは喚起の雄叫びをあげたくなりました。
    最高です。

  • シーリーズ9巻まで楽しく読めた。
    4巻位までが一番好き。

  • 自宅に戻り、2人の女性にはさまれる新城。

    平和そうに見えつつ、水面下での味方同士の落とし合いみたいなものも垣間見えます。

  • 政治パートと水軍パートと。4巻を「ラブコメでは?」とか軽口叩きながら読んでいたオタク、この巻で「ラブコメじゃん……」と震えました。ラブコメではないです。でも第1章の最後がもう、本当に、新城お前そういうところだぞ、と。
    次の巻への引きが凄いことになっていて早くはやく続きが読みたいけど「島嶼防衛」も面白くて困った。

  • 読了日:2018/02/19

  • 今回は新城さんを取り巻く女性の話がメインか。
    無防備な彼が見られるのはそこだけなのだろうな。
    危うい。実に。

  • 英雄たるの「代価」は、けっこう大変そうで。
    お姫様とお気楽にウヒヒとはいかないようで。

    んで、結局前線に戻る、と。

    カキオロシも、ナカナカ。

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著者プロフィール

佐藤大輔
1964年4月、石川県生まれ。ゲームデザイナーを経て作家となる。戦略シミュレーション小説に独自の世界を切り開き、ミリタリーSFなどでも活躍。著書に『征途』、「レッドサンブラッククロス」シリーズ、「皇国の守護者」シリーズ、「地球連邦の興亡」シリーズ、「エルフと戦車と僕の毎日」シリーズ、『帝国宇宙軍』など多数、コミック原作に「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」ほかがある。2017年3月、死去。

「2023年 『凶鳥〈フッケバイン〉/黙示の島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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