銀婚式物語 (中公文庫)

著者 :
  • 中央公論新社
3.80
  • (7)
  • (9)
  • (7)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 104
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (427ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122060272

作品紹介・あらすじ

『結婚物語』から25年。陽子さんが回想する、猫のこと、家造りのこと、そして子どものこと……。いろいろあったけれども、やっぱり結婚は愉しい!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 小説の体をとっているが,ほぼ著者自身の実話のよう。衣食住のうち,「食」(料理や美食)には興味津々だが,「衣」にはまるで無頓着で夫に呆れられる有り様,興味深いのは大量の蔵書(とぬいぐるみ)を床を抜かすことなく保管することを第一として巨大な書庫のある家を建てた件の「住」。

  • ふとしたことから「結婚物語」シリーズを思い出して読んでいて、その本たちの登録をしようとしていたところで見つけた本。そう、あのシリーズの25年後。「結婚物語」の頃から、自分が数年後にたどってきているので、銀婚式もちょうど数年後をたどっている感じ。あの頃も同じではないけれど自分に重なる(え、どこが?なところがほとんどなのになぜか)部分を感じながら読んでいて、25年過ぎてもやっぱり自分に重なるところがあるのがびっくりで、でもだからこそ面白い。

  • 結婚物語の20年後。懐かしかった。

  • 結婚物語、新婚物語、ときて銀婚式物語です。年月を経て、私が年を取ったのか、作者が落ち着いたのか・・・前の時には電車の中で噴き出すのをこらえるのが大変だったのに、今回は「クスリ」といった感じの笑いはあるものの、後は大して・・・。
    ただ、こんなおおらかでのんびりとした夫婦っていいな、と思います。

  • 結婚物語、新婚物語を読んだのはいつだったかな?もう20年以上前?懐かしいなぁ、洋子さんと正彦さん。二人の25年間のお話。ファージ、覚えてるよ〜。二人の建てた家、うらやましい。書庫があるなんて。私も書庫のある家、欲しいです。結婚記念日を忘れちゃう洋子さん、洋子さんならそうだろうなぁ、と思うけどたまには覚えていてあげて(笑)とっても楽しめました。介護物語なのか定年物語なのか、他のなんとか物語なのかわからないけど、続編を楽しみにしています。

  • 中学高校と大好きだった素子姫。新刊が出るたび買い求めていました。
    あれから○○年も経ったけれど、あのころと変わらぬ文体に読み進めるのが正直つらい・・・。  あの頃大好きだった思い出は大切に。でも、本棚の奥に残してある本は卒業させようかな。

  • 懐かしの『新婚物語』から四半世紀が経過した。猫や人は入れ替わり、家も変わる。けれども、大切なことや人生の手触りは変わらない。素朴で等身大で何気ない手触りの日常で一生を過ごすことの喜び。肯定感に満ちている。

  • 久し振りに新井素子の本を読みはじめて、その素子節に「あー、めんどくさい」と思いつつ、独特の感性に入っていきました。
    特に一軒家を建てる処が面白かった。大きな書庫を建てて、その片隅に生活スペースを作ればいいんだ、なんて。なんて、素晴らしく素敵なんだろう。

    扱う題材は年相応に変わってきますが、このシリーズ、続きが読みたいです。

  • 子どもの頃、大好きだった作家さん。ほぼ全ての作品を夢中になって読んでいた。もちろん「結婚物語」も、「新婚物語」も。
    大人になって、その続きのような「銀婚式物語」を見つけ、懐かしくなって手に取った。

    すごいな、あれから25年も経っているとは。

    25年も年月が経っているのに、この人の作風、文体はちっとも変わっていなくて。いや、むしろ勢いづいてる?
    25年も年月が経っているからか、私はそれを受け入れられなくなっており……。面白さが感じられない。
    クスッと笑ってしまうシーンもあるんだけど、いまいち楽しみ切れないのは、やっぱり自分が歳を取ったからかなぁとしみじみ思う。
    何となく淋しさを感じてしまった。

  • ずっと楽しみにしてた「結婚物語」「新婚物語」の続編。

    結婚25周年を迎えた陽子さんと正彦さん。25年で山あり谷ありの人生だっただろうけど、でも二人が変わりなく穏やかで天然で笑、本当に良かった。相変わらず突っ込みどころ満載な陽子さんだけど。作者の文体もすこーし大人になったような!?
    ぜひぜひ、「金婚式物語」を書いてください。絶対読みます!

全15件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

一九六〇年東京生まれ。立教大学独文科卒業。高校時代に書いた『あたしの中の……』が第一回奇想天外SF新人賞佳作を受賞し、デビュー。一九八一年『グリーン・レクイエム』で、八二年『チグリスとユーフラテス』で日本SF大賞を受賞した。他の作品に『……絶句』『もいちどあなたにあいたいな』『イン・ザ・ヘブン』『銀婚式物語『未来へ……』等多数。趣味は碁。日本棋院の「囲碁大使」を務める。

「2018年 『素子の碁 サルスベリがとまらない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

銀婚式物語 (中公文庫)のその他の作品

銀婚式物語 単行本 銀婚式物語 新井素子

新井素子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
米澤 穂信
有効な右矢印 無効な右矢印

銀婚式物語 (中公文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする