「アメリカニズム」の終焉 (中公文庫)

  • 中央公論新社 (2014年10月23日発売)
3.75
  • (2)
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 44
感想 : 3
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784122060296

みんなの感想まとめ

アメリカの民主主義やグローバリズムに対する鋭い視点を提供する本書は、著者がアメリカニズムの本質を洞察し、現代社会における大衆の影響や経済的自由の危険性を警告しています。特に「シヴィック・リベラリズム」...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • アメリカ的民主主義が正しいという世界的な潮流に気鋭の社会思想家が一石を投じた書。ちょっと難しいけどおすすめ。外資で働きながらこんな本を読んでバランスを取る。

  • 著者は、一貫して、アメリカニズムの本質を、消費者を主役とする大衆・世論が政治を動かす危険な「民主主義」や、利益追及にあくせくして公共的なものを軽視する「経済的自由」=「グローバリズム」にあるとしてその行き詰まりに警鐘を鳴らすとともに、「シヴィック・リベラリズム」の重要性を主張している。「パクス・ブリタニカ」と「パクス・アメリカーナ」の違いから丁寧に論を展開しているため、分かりやすかったし、また考え方に共感できる部分が多かった。ただ、増補版「『グローバリズム』という虚構」はやや難解だった。

  • 現代のリベラリズムが米国、欧州(英国)、その他の地域という国際的な枠組みにおいて、どのように バランスしてきたかというテーマを「広く浅くはなく」俯瞰できる凄い一冊。

    特に、増補版「『グローバリズム』という虚構」の 内容は、叫ばれるだけのグローバル化やイノベー ションから一歩抜け出すための哲学として白眉。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

経済学者、京都大学大学院教授

「2011年 『大澤真幸THINKING「O」第9号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐伯啓思の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×