あおむけで走る馬 (中公文庫)

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  • 中央公論新社 (2014年12月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784122060548

みんなの感想まとめ

独特な世界観が魅力の作品で、読者を夢幻的な体験へと誘います。物語の内容は一見荒唐無稽に思えるものの、そこには思わずくすくす笑ってしまうようなユーモアが潜んでいます。カテゴライズが難しいこの作品は、ナン...

感想・レビュー・書評

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  • 新井千裕の長編「忘れ蝶のメモリー」は、私が選ぶ平成年代の日本長編小説のBEST5には必ず入れる一冊。ほとんど公表された情報がない著者だけあって、世に出た小説も数冊程度であり、現在は著作活動をやめているようだ。非常に惜しい。紙の本はもう既に廃刊だが電子書籍版は入手可能なので、ぜひ多くの人に著者の世界観に触れてほしい。

    さて本作、粗筋を紹介しようしたら(荒唐無稽すぎて)意味をなさない行為になってしまう。ナンセンスと評するのも違うし、詩的と評するのはかなり違和感がある。夢幻的?ファンタジー?文学?それらカテゴライズとは距離を置いたところに身を置いて、くすくす笑っている、そんなはぐらかせ感。十人読んで一人が気に入るかどうか、という評価がリアルなところだろうが、わたしは完全にハマり込んだうちの一人だ。

    ※「逆さ馬のメリーゴーランド」を改題、加筆したのが本作

  • 意味はわからない。わからないが、独自の世界観がなんだかすごい。そして、わからないが、なんだか少しわかる気がする瞬間もある。何か残るわけでもないが、なんとなくよい時間を過ごせたように感じる。

  • 文庫化に際して改題されたけど、元の「逆さ馬のメリーゴーラウンド」の方が良かった。

  •  ひどくいびつなんだけれども、堅苦しいその中で暮らす兄弟はとてものびやかに見える。そうでもないのかもしれないけど。

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