桐島教授の研究報告書 - テロメアと吸血鬼の謎 (中公文庫 き 40-3)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 371
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122060913

作品紹介・あらすじ

拓也が大学で出会った美少女は、日本人女性初のノーベル賞受賞者・桐島教授。彼女は未知のウイルスに感染し、若返り病を発症したという。一方、大学では吸血鬼の噂が広まると同時に拓也の友人が意識不明に。完全免疫を持つと診断された拓也は、まず桐島と吸血鬼の謎を追うことになり!?

感想・レビュー・書評

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  • 化学探偵シリーズとは違って、少し現実離れした設定ではありましたが、内容はよく考えられているもので面白かったです。最後に事件の全真相が紐解かれていくのがとても爽快で読み応えがありました。

  • 壮大な 革命の一歩
    最後の どんでん返し
    いっきに 読ませて いただきました。
    続編は ないのですね。
    ちょっと 残念です。

  • すごく面白かった。ノーベル賞受賞者の女性が謎の病がきっかけで若返るっていうのも良いし、吸血鬼の謎もとても興味深かった。続きとか、出たらいいのになー

  • 設定に無理があるような…。
    内容はおもしろかった。ウイルスを使ったノアの方舟計画は,恐いけれどよく考えられている。

  • 科学の知識をちりばめたミステリ。といってももちろん専門的な話は雰囲気だけで、文系人間にもちゃんとついていける。それにしても、当然だが、犯人の動機が身勝手。合理的どころか妄執になっている。

  • いつもより少し喜多氏の理系作家という持ち味が発揮されていましたが、それでも若返りは余計だったな。どうしても軽薄なギミックを使わずにいられないのか。。。
    どこまで追うべきか悩みます。

  • 喜多さんの新作が出たと思って、図書館で借りました。

    読んでいるうち既視感あり、途中でこのブクログの自分の本棚検索をしたところ、
    「美少女教授・桐島統子の事件研究録」
    http://booklog.jp/edit/1/4120044564
    がでてきました。
    でもタイトル違うし、続編かな?なんて思いながら
    でも、やっぱり同じような、同じと言い切れるほどには実はよく覚えてなくて
    そうこうしているうちに読了。
    その後、カバーをはずして、iPhoneアプリにて
    裏表紙のバーコード読み取り。
    そこで気づく。裏表紙のあらすじの最後、「美少女教授・桐島統子の事件研究録」改題
    と書いてあった(^_^;)

    2年前に読んだもの、案外覚えてないもんですね(^_^;)

    まあ、感想は、前回と大体同じでした。

  • 喜多さんの本はキャラが良いですね。
    設定が無理矢理すぎると言われれば否定できませんが私は好きです。無理のあると言われそうな主人公2人より黒須さんが美味しいポジションにいます。W吸血鬼の正体に笑いました。教授の病気に関してが次巻で明らかになっていることを願って待機してます。

  • なかなかおもしろかった!
    でもこれシリーズにできるんかな??
    なんて言うか、これが書きたかったからこの話つくった!って感じの話やった。他にも書きたいアイデアあるんかな?読者としては読みたいけど、ハードル高そうな気がする。

  • 続編から面白くなりそう。
    桐島教授の魅力がまだ出したらない感じ。

    その他のキャラもこれからかな。

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著者プロフィール

喜多喜久

一九七九年、徳島県生まれ。東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了。大手製薬会社の元研究員。第九回『このミステリーがすごい!』大賞にて優秀賞を受賞、二〇一一年受賞作を加筆した『ラブ・ケミストリー』でデビュー。主な著書に『青矢先輩と私の探偵部活動』(集英社)、『桐島教授の研究報告書 テロメアと吸血鬼の謎』、「化学探偵Mr.キュリー」シリーズ、「死香探偵」シリーズ(中央公論新社)がある。

「2022年 『死香探偵 真心は捧げられた死と香る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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