イオニアの風 (中公文庫)

  • 中央公論新社 (2015年4月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (608ページ) / ISBN・EAN: 9784122061057

みんなの感想まとめ

人類の運命を巡り、オリュンポスの神々が賭けをする中、若き男女が危険な使命に挑む物語が描かれています。ギリシア神話を基にしたこの作品は、短いエピソードを詳細に膨らませることで、登場人物たちの心情や関係性...

感想・レビュー・書評

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  • オリュンポスの神々が、今後の人間との関わり方を決めるため3つの賭けをすることにー

    トロイア戦争を巡るヘレネとパリス、ヘレネとメネラオス。
    神々手によって退治されることはない〈彼のもの〉と呼ばれるおぞましき魔物退治に挑むこととなった英雄の子テレマコスと美しき吟遊詩人ナウシカア。
    非力な人間の思いもかけない力、若い男女に芽生える恋の予感……自らの命、人類の運命をも背負う二人が辿る波乱の道行きはー
    ギリシア神話をベースに織り上げた、絢爛たる愛と冒険の物語。


    昔読んだことがあるけど、ギリシア神話って1話1話がけっこう短くさらっと進んじゃう ーそれを詳細にふくらませたお話、という感じでした-

    アテナとメデューサの関係は切ない…
    残したオリーブはいつか実をつけてまた精が生まれるのかな-

    後書きにもあったけど、確かにトロイア戦争の発端て謎ー何故に既婚人妻だったヘレネがパリスと出奔したのかーも、この物語を読むと納得できる流れでした。

    私は後半の魔物退治の冒険物語が、セオリー通りハッピーエンドなのもあって好きです-
    本来は関わっちゃいけないのに、敵味方入り交じり、やたらちょっかいかけて邪魔したり助言助力苦言呈して後押ししたりな神々の行動立ち位置も面白かった-
    神々といっても長命と力を持ってるけど人間と変わらないんだもの。

    久々に星空を見上げてみたくなりました-

  • 人類の運命をめぐり、オリュンポスの神々が賭けをした! 危険な使命に挑むのは、一組の若き男女。ギリシア神話をベースに繰り広げられる愛と冒険の物語。

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著者プロフィール

広島県尾道市生まれ。詩集や童話集を出版したのち、一九九八年『時計を忘れて森へいこう』でミステリ界にデビュー。二〇〇二年「十八の夏」で第五十五回日本推理作家協会賞短編部門、十一年『扉守 潮ノ道の旅人』で第一回広島本大賞を受賞。主な著書に『星月夜の夢がたり』『イオニアの風』『風の交響楽』など。

「2022年 『おいしい旅 想い出編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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