- 中央公論新社 (2015年8月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (488ページ) / ISBN・EAN: 9784122061545
みんなの感想まとめ
戦中の日々を生き抜いた著者の視点から、歴史の生々しさが描かれています。芸人としての活動や、映画界の著名人との交流が織り交ぜられ、戦争の影響がどのように人々の生活に影を落としたのかが伝わってきます。特に...
感想・レビュー・書評
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芸人だけあって、知った名前(高峰三枝子、佐分利信、原節子、丸山貞夫など)も。
また、南方への慰問旅行や特攻隊員への慰問、新聞記事など戦中の様子がよくわかり、たいへん興味深い。
本書に『風と共に去りぬ』(戦中に制作された)を観て、「こんな国と戦うのか、勝てるわけない」的な記述があるが、これはこの年齢の人の話を読むとよく目にする。たしかにそうだよなぁ……。
で、百閒先生よりいい暮らしをしているのは、やはり文筆家より芸人のほうが人気があったからなのだろうか。この人はとにかくウイスキーをよく飲む。
察するところ、一般庶民はすごい貧乏暮らしをしていたはずで、そしてそんな一般人の日記は面白くないだろうが記録的価値はあるだろうから、無名人戦中日記があればちょいと読んでみたい。
しかしホント、度重なる空襲の記述を読むに、たしかに犠牲者は膨大だが、よく生き延びたものだ。祖父、祖母に感謝せねば。自分は生き延びる自信、ないなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おもしろい。いつの時代もかわらない。
カップ酒いい -
真珠湾攻撃を知った日本人のほとんどが大いに留飲を下げたといわれるが、本著でも日米開戦の報に触れた著者の喝采ぶりが滑稽なほど直截だ。当時の世相が伺われる貴重な資料であると同時に綺羅星のごとく登場する芸能人や文人の顔ぶれも興味深い。慰問先のシンガポールで観た「ファンタジア」と「風と共に去りぬ」に敵国の底力を感じる箇所が雄弁だ。
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花形弁士から映画俳優に転じ、子役時代の高峰秀子らと共演した名優が、真珠湾攻撃から東京大空襲に到る三年半の日々を克明に綴った記録。〈解説〉?田研吾
徳川夢声の作品
