ラスト・コード (中公文庫)

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  • 中央公論新社 (2015年11月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (488ページ) / ISBN・EAN: 9784122061880

みんなの感想まとめ

テーマは、正義感を持つ新人刑事と天才的な14歳の少女の成長と絆を描いた物語です。刑事が翻弄されながらも、公安警察や様々な組織の妨害を乗り越えていく姿に、読者はスリリングな展開を楽しむことができます。特...

感想・レビュー・書評

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  • この作品、再読です。ずいぶん前に読んだけれど、たまたまもう一度手に取ったので、じっくり読み返しました。

    刑事警察と公安警察の間に、翻弄されつつも切り抜けていく新人刑事(なんだか訳あり?)と天才的な頭脳を持った14歳の美咲。そしてその周りを包んでいるボランティアチーム(このメンバーに誰がいるのか、筒井が名前を呼んだ時にはちょっと鳥肌が立ちました)。

    なかなかに壮大でスリリングで、そして読み切った後、この2人の登場する物語が続くことを心から期待しました。

    • 黒猫ぽちさん
      (ラスト・コードの感想というわけではありませんが)

      この作品の解説に目を通していたら、筒井と美咲が「バビロンの秘文字」に登場するかも?と書...
      (ラスト・コードの感想というわけではありませんが)

      この作品の解説に目を通していたら、筒井と美咲が「バビロンの秘文字」に登場するかも?と書かれていたので、この週末に図書館でみつけて借りてきました。

      単行本3巻からなる「バビロンの秘文字」、第3巻の登場人物紹介に2人の名前をみつけて、まだ一ページも開いていないのに、めちゃめちゃワクワクしています!
      2025/07/27
  • 基本は堂場さんらしいはぐれた刑事の捜査とハードボイルドテイストの感じなんですが、ある少女を絡め少しいつもと違う物語と背後に浮かぶあり得そうなことの怖さを感じる作品でした

    3270冊
    今年169冊目

  • 囮にされた刑事と被害者家族の女の子。
    さまざまな妨害から大きな問題にたどり着くドキドキ感。頭の良い子は面白い。良い相棒になって行く過程がとても面白い。
    刑事の正義感に拍手したい。

  • 守るのは偽りのない組織と正義感
    刑事と公安、それに各省庁、特に外務などが絡むと日本の警察機能はむやむやになるのは日本の特徴だ。外向けの顔(外交の良好関係)を保持したいばかりに見ぬふりをし自己地位保持に必死になるのだ。縦割り、横割り社会の不備は至る所で噴出するが、正義感を持って、断固たる姿勢で素早く、強く、一歩前に出れる組織が欲しい。 
    印象的な台詞「守る人がいる限り、俺は警官をやめない・・・・」

  • 講読中イライラするつまらない作品でした。

  • 刑事である筒井と被害者の娘である美咲との関係が興味深かった。
    いわゆる刑事(ヒーロー)がか弱き少女を守るために刺客をバッタバッタと倒すありきたりなストーリーではなく、面白かった。

  • すいません。
    あまり好みではないです。
    美咲が可愛くないし、スパイも大したことないし、
    大きな陰謀がある訳でもないし、どんでん返しがある訳でもない。
    すいませんが、いまひとつでした。

  • 堂場瞬一初読。かなり面白く、一気読み。
    主人公筒井明良を匿う探偵の小野寺冴、主人公の身を守る警察内のボランティア部隊の鳴沢等、魅力的な脇役が登場し、飽きさせない。小野寺、鳴沢とも同じ著者の別の小説に、特に鳴沢は主人公として登場するようだ。また読まねばならない本が増えて、嬉しいような大変なような・・・。
    グランファーマ総合研究所という世界最高レベルの医療研究機関でナノマシンの研究をしていた一柳正起が自宅で刺殺される。一柳は、サラリーマンの身でありながら、高級住宅地に一軒家を構えたり、中学生の娘を米国留学に出したり、羽振りが良かった。銀行口座には謎の企業から多額の振込みが・・・。帰国した正起の娘、美咲を迎えに行った筒井を謎の組織が襲う。美咲が襲われるのはどうして?やがて浮かび上がる大きな構図と政治的な思惑。ジェット・コースターのような展開。
    なお、たまたま東野圭吾の『ラプラスの魔女』のすぐ後に読んだのだが、本書に登場する一柳美咲が年齢に似合わず大人びて、『ラプラスの魔女』の羽原円華に印象が似ていて、やや混乱。

  • 面白かったー。
    これよりも前にバビロンの秘文字を読んでいたんだけど、繋がっていた!

  • 豪奢な一軒家で、執拗に切りつけられた惨殺体が見つかった。渋谷中央署の刑事・筒井は、被害者の娘・美咲と署へ向かう道中、何者かに襲われる。だが、警察上層部から圧力がかかり、襲撃事件は揉み消されてしまう。孤立無援となった筒井は、探偵の小野寺冴とともに調査を始める。警察内部の「事情」、襲撃者の目的は-。
     父親を惨殺された14歳の美咲は、刑事の筒井と移動中、何者かに襲撃される。犯人の目的は何か? 熱血刑事と天才少女の前途多難な逃避行が始まった!

  • 14歳の天才少女と30歳の警視庁の過去にトラブルを抱える刑事。鳴沢了と小野寺冴のふたりが登場するのは、とても嬉しいです。

    ナノマシーン、産業スパイ、警察内での権力争いなどが、話題として登場しますが、14歳の美咲の天才的な頭脳によって大人を煙に巻く場面と、子供ゆえの精神的な脆さのギャップの中での筒井とのコミュニケーションがどうなっていくのかを楽しみながら読めました。

    ファイルアクセスのラストコードに込められた父親の思いは、一筋縄でいかない親子関係の不器用さを感じることができました。

  • なんだろうな。
    つまらないわけではないけど、面白くない…。

    ・国がらみのスパイもの
    ・天才的な少女
    ・事件化を阻止する警察組織
    ・それに反発する一警察官

    書き出してみると、よくある話だからだろうか…
    この手のものはそこそこあるし、
    それこそドラマなら相棒のオハコという感じ。
    (天才的な少女=右京さん=一警察官)

    モヤモヤの原因を考えてみると
    事件の真相と主人公が起こした事件、
    二重の謎が終盤までよくわからず、
    さらに分かったところで
    『なんだこの程度か…』と肩透かしを食らったのが
    そうなのかなぁと思った。

    主人公のカッとなると我慢できない性質も
    最終的には大人しくなるので中途半端に感じる。

    そう、中途半端。
    現実的といえばそうかもしれないが、
    私は小説にそういうことを求めていない。
    これがノンフィクション作品ならば
    『やっぱり警察ってこんななのね!』
    と憤る事もできるかもしれないが、
    そこそこの時間を使ってモヤモヤしたくない。

    私は相棒好きなので例えに出して申し訳ないが
    事件が解決せずモヤっとする回がある。
    そういうのが好きな方にはおすすめ。

    …いるのか?

  • 著者の作品の中では初めて読む感じのジェットコースター小説。
    殺人被害者の家族と捜査官が訳もわからず事件渦中に放り込まれ、何故か襲われ、周囲の協力がない。サスペンス映画でよくある設定だが保護対象者が頭の良い中学生というのは初めて読む気がする。
    この手の作品では俯瞰的視点で見てる立場があり全体像が大まかにわかるのだが本作品はその点が薄い感じ。
    映像化したら面白いと思う。

  • キャスト問題があるけど、映像化されたらおもしろいんだろうなという派手なシーンが満載。実際に殺人事件が起こってるのに、まるでゲームのように事件を操ってる上の人たちってなんなの?腹立たしくもあり、小説の中の話ではなく現実でも五万とあるのだろうと思うとモヤモヤ。もっと美咲ちゃんが活躍してくれるのかと思ってましたが、始終不機嫌なだけでした。

    • うさぎのしっぽさん
      わかります(^^;;

      頭が良くてもね…の典型的な感じで。
      彼女の活躍した部分も
      結局最初から教えられてるものばかりで
      優秀な頭脳を生かした...
      わかります(^^;;

      頭が良くてもね…の典型的な感じで。
      彼女の活躍した部分も
      結局最初から教えられてるものばかりで
      優秀な頭脳を生かした場面があまりないので
      生意気な感じで終わってしまったのが残念でした。
      2020/10/11
    • 愛さん
      コメント、ありがとうございます。
      なんだか、おもしろいのか、いまいちなのか、よくわからない感じでしたよね。
      正直、今、どんな話だったかうろ覚...
      コメント、ありがとうございます。
      なんだか、おもしろいのか、いまいちなのか、よくわからない感じでしたよね。
      正直、今、どんな話だったかうろ覚えです(^o^;)
      2020/10/28
  • 父親が殺害され、留学先のアメリカから帰国した14歳の一人娘・美咲。
    天才少女という設定を保つために、天才ゆえのエピソードや展開が優先されていたように思う。
    堂場さんの物語の中では、踏み込みが足りないと感じてしまった。
    自分の命が狙われているかもしれない。
    同行している刑事の身も危ない。
    そんな状況の中で、いくら大切なことだったとしても状況を無視した行動をとるだろうか。
    天才だとは言ってもそれは頭脳的なこと。
    精神的にはまだまだ未熟で、だからこそ最善の策とはいえない方向へと走ってしまった。
    そう考えればよかったのだろうか。

    他のシリーズの主役たちが顔を見せる意味もわからなかった。
    読者の楽しみのためなのか、それとも堂場さんの茶目っ気なのか。
    シリーズものとはまったく関係のない単発の物語ならば、新しい世界の中で物語を展開させてほしい。
    必要があっての登場ならば納得もするけれど・・・。
    何よりも美咲の人物造形が魅力的でなかった。
    確かに頭はいいのかもしれない。
    同年代の少女たちとは、経験も頭脳も桁違いすぎたかもしれない。
    天才ゆえの苦悩や辛さもあったかもしれない。
    それでも、美咲がもう少し魅力的な人物にであれば、物語の印象もずいぶんと変わったように思う。

  • 堂場瞬一ファンにとっては、何とも楽しい作品。
    何しろ、鳴沢了シリーズの鳴沢が登場するし、警視庁失踪課高城賢吾シリーズの高城も名前だけだが出てくる。
    何やら職務上過去があり、警察をも頼れない所轄の刑事と、被害者の娘で天才を自称する14歳とが、得体のしれない敵からの襲撃をかわしつつ、事件の真相に迫る。
    「ノンストップ・エンタメ」の宣伝文句通り、読みだしたら止まらない。
    続編がありそうなエピローグの通り、この刑事と14歳の娘が、新作にも登場するらしい。これは読まなきゃ。

  • スピード感ある展開で一気に読んでしまった。
    筒井のトラウマのような過去の事件はそこまで引きずるのかなと、やや無理があるような気もしたが。
    事件も解決したんだかちょっと微妙な気もするけど、展開としては先が気になりぐいぐい読まされてしまう。
    全体としては面白かったと思う。

  • 堂場瞬一さんの本はすごく好きです。
    けどこの本に関してはちょっと読み応えに欠けたというか、結構序盤から話の筋も見えてたし、あっと驚くような展開やワクワク感も感じられない作品でした。

    けどこの2人のコンビが出てくるという、バビロンを読んで見ようかなと思いました。

  • #読了 #堂場瞬一 #読書好きな人と繋がりたい

  • たった1人のはみ出し刑事と私立探偵がここまで捜査できたのはフィクションならではの偶然が大きいが、天才少女の頑なさがハードボイルドなテイストに貢献していて良い。
    他シリーズのキャラクターが随所に登場する堂場ワールドとしての楽しみもあり、とても面白かったです。

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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