地球連邦の興亡2 - 明日は銀河を (中公文庫 さ 60-11)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122061941

作品紹介・あらすじ

第一次オリオン大戦の二人の"英雄"、防衛省の永井政務次官補と地球連邦宇宙軍の南郷少佐は、"凍れる惑星"リェータに降り立った。戦後不況に苦しむこの惑星では住民の不満が高まり、Cへの迫害を始めとする暴力行為が頻発。ついにその気運は連邦からの独立運動へと収斂し始め…。SF巨篇第二弾!

感想・レビュー・書評

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  • リェータで生誕種別対立の予兆が始まり、事態の悪化は進む。そして南郷と永井がN-3へ
    新作短編が追加されていなかったが、これまでの文庫化で最も大きく加筆されている驚き。
    これまで、接触戦争の詳細は語られていなかったからね。
    『その気になってしまった日本人は正義の戦争に熱狂した』
    『イギリス人、その根性の悪さは異星人相手でも変わりは無かった』
    『アメリカ人は、かれらの国家を成り立たせているファンタジー、すなわち独立戦争の再来を思わせる強大な敵の侵攻に奮い立ち、自国領内で反応兵器を使用することすらためらわなかった』
    まあ、最悪の敵だよね。『全てあわせると何が出来るか…悪魔というのだ』とか言いたくなるレベルでw

  • 薀蓄うんちくウンチク・・・・・。
    その間にストーリー進行。
    これぞ佐藤作品というべきか。

    次巻あたりから、ドーンと?

  • 第一次オリオン大戦の?英雄?永井と南郷は終戦後の不況に苦しむ〈凍れる惑星〉リェータに降り立つが、既に住民の不満は沸騰寸前に……。SF巨篇第二弾!

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著者プロフィール

佐藤大輔
1964年4月、石川県生まれ。ゲームデザイナーを経て作家となる。戦略シミュレーション小説に独自の世界を切り開き、ミリタリーSFなどでも活躍。著書に『征途』、「レッドサンブラッククロス」シリーズ、「皇国の守護者」シリーズ、「地球連邦の興亡」シリーズ、「エルフと戦車と僕の毎日」シリーズ、『帝国宇宙軍』など多数、コミック原作に「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」ほかがある。2017年3月、死去。

「2023年 『凶鳥〈フッケバイン〉/黙示の島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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