三日間の相棒 (中公文庫)

  • 中央公論新社 (2015年11月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784122061958

みんなの感想まとめ

主人公たちの個性的なキャラクターが際立つ本作は、未解決事件を追うダブル佐藤の冒険を描いています。元捜査一課の警察官・佐藤龍二と、自称探偵の佐藤秀之進という対照的な二人が織りなすストーリーは、緊張感とユ...

感想・レビュー・書評

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  • 推理小説(特に探偵小説)では、主人公の探偵役に、その相棒というのがよくあるパターン。
    しかし、本作ほどその二人の性格付けが極端なのは、稀ではないか。
    方や、県警捜査一課から更迭され所轄の警務課に勤務する気弱な佐藤龍二、片や「らんぼー」顔負けの超ド級タフガイで調子のいい男佐藤秀之進。
    このダブル佐藤が、6年前の未解決事件の犯人捜しを行う。
    タフガイ佐藤のハチャメチャぶりに呆れながらも、頁を捲る。

  • 永瀬隼介『三日間の相棒』中公文庫。

    ダブル佐藤シリーズの第1弾。不覚にもこのシリーズの存在を知らずに、第2弾の『わたしが殺した男』を先に読んでしまった。が、どちらも非常に面白い作品であり、読み逃しさえしなければ、どちらを先に読もうと問題の無い作品だった。無論、シリーズの順番に読むのが一番なのだが…

    特にシリーズ第1弾では得体の知れない豪快な探偵・佐藤秀之進と警察官・佐藤龍二の出会いから、佐藤秀之進の過去、ダブル佐藤の結成までが描かれている。

    また、描かれている事件も謎に満ちており、一体犯人が誰で、どんな結末を迎えるのか中盤まで全く読めなかった。故に最後まで飽きることなく、本格的なハードボイルド探偵小説を堪能することが出来た。

    敢えて、描かれている事件には触れない。読んだ者だけがその権利として、事件の面白さを味わえれば良いと思う。

  • 元捜査一課の刑事ながら現在は地方警察署の会計課に所属する警察官と、自称新宿の売れっ子探偵がコンビを組んで地方都市で発生した未解決のホスト殺人事件を再捜査する。
    人の出会いが都合良すぎなのと、探偵がスペシャルな能力を持ち過ぎなのと、肝心なところを常にボヤかしながら進んでいくストーリー展開から、あまりハードボイルド作品としてのクオリティを感じない。
    なのに、得体の知れないスピード感によって意外なほどスムーズに読めてしまった。
    ということは、このバタバタした感じに慣れてきたらもっと面白くなるのかな。

  • 評価は4。

    内容(BOOKデーターベース)
    六年前の凍てつく雪の日に発生した。未解決ホスト殺人事件。現場を再訪した埼玉県警鹿谷署警務課の佐藤龍二は、中年探偵・佐藤秀之進と遭遇し、言いくるめられて再調査を始める。だが、半グレ集団から猛烈な攻撃に遭い―。彼らを操る「ゴースト」の正体とは?刑事失格男と豪快探偵が送る、「ダブル佐藤」シリーズ第一弾。

    探偵佐藤がかっこよい。黒田組長も・・・それぞれが皆魅力的に描かれていて個人的には楽しめた。副署長の榊も渋いし。シリーズ第二弾があるのか?

  • キャラクターの描写が上手だからなのか立ち居振る舞いが こんな奴嫌いだな~~なんか好きになれないな~~ って思っちゃって
    そうなったらなかなか最初の壁が破れなくてストーリーを追いかけられなかった  結局何度も何度も初めから読み直してやっと読み終わった  

  • 元県警捜査一課で現会計係の佐藤と、自称新宿の探偵の佐藤、ダブル佐藤が6年前のホスト殺人事件の捜査をする話。テンポ良くて面白かったが、ご都合良すぎだし、何と言っても街の半グレから恐れられるゴーストが小物すぎ。大した捜査してないにも関わらず、真相に直ぐに近づくため、警察が関わっているのかと裏読みするも、ただ警察のヤル気が無かっただけというオチ。

  • ダブルシュガーシリーズの第一弾。
    軽快に読めるのだがストーリーがいまいち面白くない。
    第三弾まで借りてきたんだが、あと2作どうしようかな?

  • 面白かった。主人公の1人である探偵が事件を追う理由も薄っぺらでなく、それまでの行動が納得できるよう物語が繋がった。

  • 六年前の「未解決ホスト殺害事件」の現場を訪れた埼玉県警警務課の佐藤龍二は、私立探偵を名乗る中年男と出会った。凸凹コンビの迷走調査の行方は!?

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著者プロフィール

永瀬隼介

1960年鹿児島県生まれ。國學院大學卒。週刊誌記者を経てフリージャーナリストとなり、祝康成名義で『真相はこれだ! 「昭和」8大事件を撃つ』を刊行するなど事件ノンフィクションを中心に活躍。2000年『サイレントボーダー』で小説デビュー。事件現場で培った取材力を活かし、現代の深部を抉る骨太のサスペンスや犯罪小説を発表している。近著に『帝の毒薬』『カミカゼ』『三日間の相棒』『白い疵 英雄の死』『12月の向日葵』など。ノンフィクションに『19歳 一家四人惨殺犯の告白』などがある。

「2022年 『殺し屋の息子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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