風俗時評 (中公文庫 は 58-2)

著者 :
  • 中央公論新社
3.50
  • (2)
  • (1)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 61
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (163ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122062115

作品紹介・あらすじ

風俗やファッションをテーマに、滑稽な人間模様を洒脱に語る。時にはサラリーマンの制服や学校の記章に疑問を投げ、時には合理性から美を生み出そうとする着回しに賛辞を送る。特権意識や見栄っ張りを嫌った花森イズムが時空を超えて迫る名著を初文庫化。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ‪"暮らしの手帖"初代編集長が1952〜1953年に担当したラジオ番組で語ったものを文章化したもの。風俗からファッションまで独自の美意識と反骨精神溢れる内容に強いメッセージを感じる。‬

  • なんとなく、本屋さんで並べられていた
    新刊の中から表紙買いしたものなので、
    花森さんが「暮らしの手帖」の初代編集長
    というすごい方だということも知らずに
    なんだこのするどいこというおじさまは…
    と思いながら読み進めていました。

    半世紀も前にラジオで花森さんが語られた
    お話であるというのに、現在でも十分に
    通用するファッションについての話で、
    思わずひやりはっとすることもありました。

    そして、何でもかんでも流行に追随したり
    誰かにどう思われるか考えすぎて、
    自分の着たい服を着れなくなるなんて、
    人生一回、もったいないなと感じました。

  • 914.6

  • 祝文庫化!

    中央公論新社
    PR未掲載

    LLPブックエンド
    単行本
    http://www.llpbookend.co.jp/?page_id=20

  • 風俗やファッションをテーマに、滑稽な人間模様を洒脱に語る。特権意識や見栄っ張りを嫌った花森イズムが時空を超えて迫る!〈解説〉岸本葉子

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1911年兵庫県生れ。昭和を代表する編集者、グラフィックデザイナー、ジャーナリストであり、最盛期は100万部を誇った生活雑誌「暮しの手帖」の創刊者。生涯にわたり編集長を務めた。1978年没。

「2022年 『灯をともす言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

花森安治の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×