- Amazon.co.jp ・本 (163ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122062115
作品紹介・あらすじ
風俗やファッションをテーマに、滑稽な人間模様を洒脱に語る。時にはサラリーマンの制服や学校の記章に疑問を投げ、時には合理性から美を生み出そうとする着回しに賛辞を送る。特権意識や見栄っ張りを嫌った花森イズムが時空を超えて迫る名著を初文庫化。
感想・レビュー・書評
-
"暮らしの手帖"初代編集長が1952〜1953年に担当したラジオ番組で語ったものを文章化したもの。風俗からファッションまで独自の美意識と反骨精神溢れる内容に強いメッセージを感じる。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんとなく、本屋さんで並べられていた
新刊の中から表紙買いしたものなので、
花森さんが「暮らしの手帖」の初代編集長
というすごい方だということも知らずに
なんだこのするどいこというおじさまは…
と思いながら読み進めていました。
半世紀も前にラジオで花森さんが語られた
お話であるというのに、現在でも十分に
通用するファッションについての話で、
思わずひやりはっとすることもありました。
そして、何でもかんでも流行に追随したり
誰かにどう思われるか考えすぎて、
自分の着たい服を着れなくなるなんて、
人生一回、もったいないなと感じました。 -
914.6
-
風俗やファッションをテーマに、滑稽な人間模様を洒脱に語る。特権意識や見栄っ張りを嫌った花森イズムが時空を超えて迫る!〈解説〉岸本葉子