新版 - チベットわが祖国 - ダライ・ラマ自叙伝 (中公文庫)

  • 中央公論新社
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (497ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122062122

作品紹介・あらすじ

農村に生まれ、四歳でチベット仏教最高位「ラマ」と認定されたダライ・ラマ十四世。革命後の中国の軍事介入により亡命を余儀なくされ、インドに中央チベット政府を樹立するまでを描いた自伝。ダライ・ラマ亡命後の最新チベット情勢を盛り込んだ新版。

感想・レビュー・書評

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  • チベット亡命政府やダライ・ラマ4世の名前は報道で聞いたことがあっても、故郷チベットでの生い立ちや亡命に至る経緯まで、ダライ・ラマの半生を知らなかった人は多いだろう。この本を読んで初めて、ダライ・ラマがどういう生い立ちで、そしてどのように当時のチベット社会の伝統に則って即位したのか、鮮明に当時の様子が浮かび上がってきた。彼は農夫の息子として生まれ、その後転生者として即位する。幼くして即位し、彼は宗教的指導者として教育を受け人生を期待されるわけだが、若くして中国による侵略に遭う。そこで何が起きたかを彼の目線で詳細に記述している。特にラサからインドへの脱出経路はチベットを訪れたことがなくてさえ、その光景が脳裏に浮かんでくるような過酷なものあった。その動乱とぶつかりながら亡命できずに彼の地に留まった人々は、今はチベットで何を感じ・何を思っているのだろうか。そんなことを考えさせられた。

  • 波乱万丈。それを受け入れる勇気。すごい。

  • 四歳でチベット仏教最高位「ラマ」と認定されたダライ・ラマ十四世が、中国の介入により、インドに亡命するまでを描いた自伝。〈解説〉鯉渕信一/大川謙作

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著者プロフィール

1935年、チベット東北部アムド地方に生まれる。2歳のときにダライ・ラマ法王13世の転生者として認定される。1950年、チベットの政治・宗教の指導者となる。1959年、中国のチベット侵攻による情勢悪化を受け、インドへ亡命。インド北部のダラムサラにチベット亡命政権を樹立。2011年、チベットの民主化のため、政治的権限を選挙で選出された主席大臣に委譲。1989年、ノーベル平和賞受賞

「2012年 『ダライ・ラマ宗教を越えて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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