房子という女 - SRO episode0 (中公文庫)

著者 :
  • 中央公論新社
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レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (337ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122062214

感想・レビュー・書評

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  • 人気シリーズのエピソード0。

    シリーズ本編は第6作まで出ているが、シリーズ全作に登場する最悪のシリアルキラー、近藤房子の恐るべき血にまみれた半生がインタビュー形式で描かれる。

    東京拘置所に拘置され、医療部病院に入院した近藤房子をSROのメンバーがインタビューするという設定で、恐るべき内容が延々と綴られる。さらには近藤房子とともに最凶最悪のコンビを組むことになる近藤一郎の狂気も描かれ、ミステリーというよりもホラーに近い内容になっている。

  • 過去の作品を読んでいれば感情移入できるし、シリアルキラーができあがっていく過程を楽しめる。ストーリー自体はあまり抑揚のない独白形式なのでスピンオフ作品として割り切って読むのが良い

  • 20190210 読了

    覚書
    近藤房子のおいたち
    第一部 房子という女 第二部 近藤一郎

    似合いの夫婦(←誉め言葉ではない)
    SROシリーズここまで一気読み

  • 幼い頃から、誰よりも非情なことを平然とやってしまう近藤房子。小学校六年の時、唯一の理解者であった最愛の姉が自ら命を絶ってしまう。その理由を知った房子は、実の父に殺意の目を向けるのだったー。SROを翻弄し続けるあの最凶の殺人鬼が、驚愕の半生を語る。その過去はあまりにも衝撃的!

  • 前回。逮捕されて、
    収容されている。
    シリアルキラーの
    近藤房子の過去半生。
    すごい人だった!
    自分を守る為に、殺る。
    怖い怖い。
    ドロドロ気持ち悪い表現がないので、
    サラッと読めました。

  • 収監された最悪のシリアルキラー房子をSRO室長新九郎と副室長麗子が訪問、そこで明かされたのは衝撃的な房子の半生だった…。自分の都合と楽しみのために平然と殺人を犯し人間を切り刻む房子に、身近にいるかもしれないサイコパスに恐怖を感じる。(パートナーの一郎のほうが気持ち悪いけど)

  • 前作で坊屋が麗子越しに撃ちようやく捕まえた房子は拘置所内の病院に収容された。そこへ山根と芝原が話を聞きに行った話。すべて房子の独白形式で書かれている。
    子供の頃から東京に出てくるまでの話だがやっぱり人を殺しまくってて、どのようにやったら捕まらないかというのを子供の頃から勉強しているのも面白かった。一郎との出会いもでてくるが一郎も狂ってたるとは思ってなかったので意外だったけどそれもまたよかった。

  • 本編を読んでいないけれど、こちらを読んでしまった。深い読みはできなくても、さささっと読めました。シリアルキラーの独白。
    最後の方で、同じようなタイプである近藤と出会ったところや、刑事を殺すシナリオ、うまいように流れすぎかなと。これも房子の運の強さを物語るものと言ってもいいけれど。本編は読むかなあ、気にはなるけれど。臆病な私としては、日本に犯罪どっぷりのサイコパスがどれほど隠れているのかなあと、怖い怖い。本書にもあった通り、捕まってない人々ね。

  • 文庫本の帯にあった、『邪魔するヤツは、消してきた』の一文は、さすがシリアルキラー・近藤房子だと思う表現。生まれながらにして殺人者と言っていい程、残虐な殺害方法の数々。読む手が止まらなくて、一気読みした。

  • 房子さん、、昔から悪だったのね。
    というか、悪いことをしているって本当に意識がなくやっていて、自分にのって、嫌なものを消すにはどうしたらいいのかってことが中心のような気がした。
    ここまで徹底して自分主義でいるってすごいかもしれない。
    まだ、続きが出そうな予感。

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著者プロフィール

一九六一年、北海道生まれ。九八年に第四回歴史群像大賞を受賞した『修羅の跫』でデビュー。「陰陽寮」シリーズや「妖説 源氏物語」シリーズなどの伝奇小説、警察小説「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」シリーズ、「軍配者」シリーズ、「北条早雲」シリーズ、「土方歳三 箱館戦争異聞」シリーズなどの時代・歴史小説と、幅広いジャンルで活躍している。

「2018年 『白頭の人 大谷刑部吉継の生涯』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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