- 中央公論新社 (2016年3月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (376ページ) / ISBN・EAN: 9784122062344
みんなの感想まとめ
歴史を舞台にした壮大なロマンが展開され、主人公の花木蘭が戦場で活躍する物語が描かれています。隋王朝末期を背景に、木蘭の冒険や彼女の家族、親友との絆が繊細に描写され、伝説と実在の人物が交錯することで、深...
感想・レビュー・書評
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隋王朝の衰退と、その陰で父の代わりに男装して従軍した女性の生き様を綴った本。
世界史も中国史も教科書程度しか学んでおらず、その記憶すらも遠いお空の星となった頭ではどこまでが史実か判別がつかなかったが、後書きを読んだところ中心人物の二人以外はほぼ実在したようだ。
物語としては主役である女性とその相方の登場シーンはそれほど多くない。大半が隋王朝最後の皇帝煬帝とその臣下の行いについて綴られているので、どちらかというと世界史の教科書を読んでいる気分になる。
史実に沿っているので名将と謳われた人物もさくさく死んでしまい、アルスラーン戦記や七都市物語のように特定の人物に思い入れも湧かない。ただ彼らが戦って散るシーンは雄々しくも壮絶であり、この辺りはさすが田中先生だなと思わせた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
幾乎可以說是隋唐演義,活寫隋朝的興衰,花木蘭本身有點變成陪襯,但文筆非常地流暢優美。與其說花木蘭,不如說這本演義非常好看。
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ムーランを田中芳樹が料理するとどう描かれるか,を堪能できる.今と異なり,90年代の油の乗った頃に執筆された作品群は,膨大な資料に基づきミッシングリンクを補い,新たな世界を構築する一連の芳樹節が,静かに燃える青い炎のようにそこに確かに存在する.
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隋の終わりを舞台に男装して従軍した花木蘭の物語。中国の戦国ものは初めてだけど読みやすかった。血生臭いけど。最後にしったのは映画ムーランも同じ題材ということ。へー。
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学生の時に読んだら隋唐らへんの中国史の勉強になったな〜 賀廷玉がお兄ちゃんお兄ちゃんしてて好き…
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中華文学の隋唐演義や木蘭従軍故事などを基にした時代小説(2016/03/25発行)。
本書、元々は1991年に徳間書店より発行された後、中央公論新社にて文庫化し改版された最終巻(?)です。 初巻から長い年月を経った時代小説の場合、どうしても内容に色あせた所が出てきますが、バランスの良い緊張と緩和の絶妙なストーリーと臨場感のある合戦シーンは、それを感じさせません。
日本人の小説家が書いた中華を舞台とした小説では、他の方にもお薦め出来る指折りの作品です。 -
隋末の戦乱時代を男装の武人として駆け抜けた木蘭の従軍記を軸に,時代の群雄を描いた歴史娯楽小説.題材としては,知らなかったのだが,ディズニー映画の『ムーラン』や京劇『花木蘭』と同じものになる.
活き活きとした戦闘描写や田中芳樹らしい格調高い筆致が白眉.海外出張の前に,移動中の暇つぶしにと羽田空港の書店で購入したが,なかなか楽しめた.ただ,面白いことは面白いのだが,長く心に残るようなものではなかった.どうも,主人公や作中の人物たちの心情に対する掘り下げがあまりなく,作中の人物たちにさほど感情移入することができなかったということと,職業作家の作者にとってはあくまでこの題材も小説を書くための1つの材料に過ぎないように思われ,主人公やこの時代に対する作者の強い思い入れといったものが感じられなかったことがその理由ではないかと思われた.
映画や芝居などで広く取り上げられている題材であるので,もう一歩,作者なりの独自の思いといったものがあれば名作になりえたのではないかと思われて,その点が残念. -
隋朝末期、戦場をかけた男装の美少女がいた。北に高句麗を征し、南に賊軍を討つ――落日の隋帝国を支えて勇戦した伝説の佳人・花木蘭を描く中国歴史長篇。
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