女体についての八篇 晩菊 (中公文庫)

  • 中央公論新社
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レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122062436

感想・レビュー・書評

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  • はたかれる頬、蚤が戯れる乳房、老人を踏む足、不老の童女……文豪たちが「女体」を讃える珠玉の短篇に、安野モヨコが挿画で命を吹きこんだ贅沢な一冊。

  • 安野モヨコ編集の短編集第1弾。
    いわゆるジャケ買いです。が、個人的にはこう言う企画大好きです。これが切っ掛けで今まで読まなかった作家達に非常に興味が湧いてきた。
    富美子の足、超年、晩菊、まっしろけのけがおススメ。

  • 複数作家の短編集は気軽に読める反面、自分に合わない作家に当たると読み進めない苦しさが。
    だからってそこを飛ばせない貧乏性…苦笑
    やっぱり、芥川と太宰は良かったかな。極々短いのに個性が出てて美しかった。谷崎は相変わらずの変態ですが、嫌いじゃない。
    今回唯一合わなくて読むのに時間がかかったのは、森茉莉。描写は美しいけれど、谷崎などのそれとは違って流れがなくて、目がサラサラと先に行けず。あたしには合わないかな。
    安野モヨコの挿絵がとても良い。

  • モヨコ先生はこういうの読んでるのか。

  • 女性(必ずしも女体ではない)への執着を主題とした太宰 治, 岡本 かの子, 谷崎 潤一郎, 有吉 佐和子, 芥川 龍之介 , 森 茉莉, 林 芙美子 石川 淳のアンソロジー短編集。
    あっさりした太宰の「美少女」から執着心の塊を描く谷崎の「冨美子の足」まで多様なアンソロジーとなっている。

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著者プロフィール

1909年6月、青森県生れ。学生時代から小説の創作を始める。東大仏文科入学を機に上京。在学中に非合法運動に従事するもやがて転向し、以降、本格的な執筆活動を開始する。1935年に「逆行」が第1回芥川賞の次席となり、翌年、第一創作集『晩年』を刊行。1939年に結婚し、「富嶽百景」や「女生徒」、「走れメロス」などを発表。戦後には『斜陽』がベストセラーとなり、流行作家となる。「人間失格」を発表した1948年の6月に、玉川上水で入水自殺。織田作之助、坂口安吾らと共に「新戯作派」「無頼派」と呼ばれた。

「2019年 『太宰治 女性小説セレクション 誰も知らぬ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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