教科書名短篇 - 少年時代 (中公文庫 ち 8-2)

制作 : 中央公論新社 
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122062474

作品紹介・あらすじ

秘められた苦い経験とせつない想い、淡く甘美な恋情…。ヘッセ、魯迅の定番作品から永井龍男、安岡章太郎、竹西寛子、山川方夫、三浦哲郎ら短篇の名手による佳篇まで。心に残る戦後文学・翻訳小説の名作を中学国語教科書から厳選。珠玉の12篇。

感想・レビュー・書評

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  • ヘッセ、永井龍男から山川方夫、三浦哲郎まで。少年期の苦く切ない記憶、淡い恋情を描いた佳篇を中学教科書から精選。珠玉の12篇。文庫オリジナル。

  • 昔読んだ作品がいくつか入っていた。
    しかし、「これで終わり?」というようなのもあったなあ。

  • 全て良かったが中でもヘッセの蝶の話が深く印象に残った。盗みを働いた少年の気持ちが痛いほど解り胸が締め付けられる思いだった。ヘッセの作品が好きかもしれないと気づかせてくれた一冊。

  • 本屋でたまたま見つけた本。安岡章太郎のサアカスの馬を目的に買った。サアカスの馬は中学2年の時の国語の授業で教材として読んで以来、本当に大好きな作品だ。好きな短編としてベスト3に入ると思う。久しぶりに読んだが、いつ読んでも最初に読んだ時と同じような何とも言えない感覚を味わうことができる。またそれ以外に収録されている作品も、少年時代とサブタイトルが付いているだけあって、少年時代特有のフィーリングが呼び起され、何とも言えない感動を味わうことができた。

  • 少年時代の国語の時間に、少年時代を描いた文学作品を読む・・・というのをずっと時間が経ってから、振り返ってみる短編集。

  • 12編。
    読んだことのある小説家だけでなく、短編であるが、初めての作者も掲載されていて、読んでみたいと、思った。
    山川方夫(やまかわまさお)氏等、35歳で、亡くなられたせいか、作品に触れたことが無かった。
    柏原兵三氏も、短命であるが、「幼年時代」は、今の父親像ではない厳格で、一家の主らしいのに、優しい父親が、描かれており、何か暖かいの感じる作品であった。

  • ヘッセは探したな。
    ?な作品も。

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