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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784122062474
みんなの感想まとめ
少年時代の苦い経験や淡い恋情を描いた短篇集は、心に残る余韻と日本語の美しさを感じさせる作品が揃っています。中学国語教科書に掲載された名作から選ばれた12篇は、特に夏を舞台にしたものが多く、少年の煌めき...
感想・レビュー・書評
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個人的江國香織さんの『すいかの匂い』少年バージョン。そちらで少女の夏を、こちらで少年の夏を体感。
戦後少年たちの生活は苦しいというより哀しいものだったように見えた。
まだ見ぬ時代に彼らは何を思っていたのか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「秘められた苦い経験とせつない想い、淡く甘美な恋情…。」中学国語教科書に載った名短篇から、少年時代がテーマの12篇をセレクトしたアンソロジー。
戦後純文学の日本語の美しさ、余韻の美しさをこれでもかと感じた。夏を舞台にした作品が多く、少年時代の煌めきは夏に通じるものがあるなと改めて思う。今回ダントツに好きだったのは、井上靖「晩夏」。何年か前に井上靖のアンソロジーで読んでいるのだが、今回再読し、夏の終わりの描写の繊細さに魅了された。
どの作品も、多感な時期だからこそ、自分の中の矛盾する想いをどうすることもできずに迷い悩む。その挙げ句、本心とは裏腹な行動に出てしまって誤解させてしまったり。悔やんでも悔やみきれない展開に、何とも複雑な気持ちになる。「少年の日の思い出」「サアカスの馬」「故郷」は、リアルタイムで教科書で触れた作品。自分の気持ちを持て余し気味だった、少年達と同じ年頃の自分を思い出し、懐かしさとほろ苦さに胸がいっぱいになる。
十代だから感じることができ、でも完璧には咀嚼できなかった部分もある。その部分を、五十を過ぎた今なら咀嚼し味わうことができる。でも、苦いところは相変わらず苦いままだな…そんなことを痛感した。
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ヘッセ、永井龍男から山川方夫、三浦哲郎まで。少年期の苦く切ない記憶、淡い恋情を描いた佳篇を中学教科書から精選。珠玉の12篇。文庫オリジナル。
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昔読んだ作品がいくつか入っていた。
しかし、「これで終わり?」というようなのもあったなあ。 -
現代のラノベ世代に受けるだろうか?文学としてはいいが、中学生の感覚に合うか疑問である。
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ヘルマン・ヘッセの『少年の日の思い出』を読みたくて、借りてきた本ではあるが、それ以外の作品も少年時代の失敗や後悔、罪悪を描いているものが多いと感じられた。
快い少年時代などなく、少年という存在(少女が主役の作品もあるが、その主人公が抱くものはまた別のものである)の本質はそこにあるのかもしれない。 -
#67奈良県立図書情報館ビブリオバトル「親父」で紹介された本です。
2016.6.18
https://m.facebook.com/events/1016777948369356?view=permalink&id=1022319361148548
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本屋でたまたま見つけた本。安岡章太郎のサアカスの馬を目的に買った。サアカスの馬は中学2年の時の国語の授業で教材として読んで以来、本当に大好きな作品だ。好きな短編としてベスト3に入ると思う。久しぶりに読んだが、いつ読んでも最初に読んだ時と同じような何とも言えない感覚を味わうことができる。またそれ以外に収録されている作品も、少年時代とサブタイトルが付いているだけあって、少年時代特有のフィーリングが呼び起され、何とも言えない感動を味わうことができた。
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少年時代の国語の時間に、少年時代を描いた文学作品を読む・・・というのをずっと時間が経ってから、振り返ってみる短編集。
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