本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784122062481
みんなの感想まとめ
食にまつわるエッセイの魅力が詰まった作品で、著者は日本の食文化の変遷を巧みな文章で描写しています。戦後の占領期を経て、地方と季節に依存した食文化から全国的な流通の時代への移り変わりを、ユーモアを交えな...
感想・レビュー・書評
-
食にまつわるエッセイを読むのは、ことのほか好きで、先日読んだ「向田邦子 暮しの愉しみ」に100冊ほど紹介されていた中から一冊を読んでみた。著者の獅子文六は『大番』を読んでファンになり、ちょうど何作か読んでみたいと思っていたところなので、100冊の中でもすぐに目にとまった。
戦後の占領期を経て、日本の食文化が地方と季節に依存した時代から、全国・年間流通の時代に移り変わる、まさにその瞬間を洒脱な文章で記録した貴重な資料。宮中に招かれての晩餐会から、宇和島のボッカケ飯まで、フグも食えば馬も食う、「一人で自由に食って」いるメシを満喫した。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やはり好きですね。この筆者の随筆。いかなも美味しそうな情景が浮かぶので、取り上げられた題材を食べたくなってしまうこと何度も。大阪の「たこ梅」が登場したのには驚きとともに嬉しさが。久しぶりにクジラをやりながら筆者を回想したいものだ。
-
昭和43年ミセス誌に連載された食に関する随筆集。横浜に生まれフランス滞在歴のある昭和作家のハイカラさは今読んでも新鮮。グルマンやグルメという言葉は本書からすでに使われているのにも驚く。
-
ひと月ごとに旬の美味を取り上げ、その魅力を一年分綴る表題作ほか、ユーモアとエスプリを効かせた食談を収める、食いしん坊作家の名篇。〈解説〉遠藤哲夫
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
獅子文六の作品
本棚登録 :
感想 :
