特捜本部 - 刑事の挑戦・一之瀬拓真 (中公文庫 と 25-37 刑事の挑戦・一之瀬拓真)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (493ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122062627

感想・レビュー・書評

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  • 若手刑事一之瀬拓真が、一作ごとに成長していくシリーズ。(そういえば、第3作が未読だった)
    今回は特に、同期との対抗心に葛藤する主人公の心理が、捜査活動の中で顔を出す。
    事件解決後、一之瀬は自問する。
    「自分は人間としての基本的な優しさや思いやりを忘れながら、プロの刑事になりつつあるのか」と。
    読者としては、そんなことないよと、声をかけてあげたい。頑張れ、一之瀬!

    そんな一之瀬が、最終頁で結婚を決意?!
    次回作でどうなるか、楽しみ。

    いくつものシリーズをものする著者得意のコラボレーションか、思わぬところで『アナザーフェイス』の大友の名前が飛び出し、思わずニヤリ。これも、堂場作品の楽しみの一つ、といっていいか。

  • 一ノ瀬シリーズ。長い割には…( ゚ω ゚)という感想。もう少し短くまとめられたほうが良かったのかも

  • 一ノ瀬拓真シリーズ4弾。
    警視庁捜査一課に移って大分刑事らしくなった感じがする。バラバラ殺人事件の顛末がどうなるのか、続きが気になって、すいすい読めた。

  • 一之瀬拓真シリーズ。捜査一課に行き初めての特捜本部。バラバラ死体事件にいどむ。

  • 2020.11.20読了

  • 本庁に移動して初めての捜査本部がバラバラ遺体遺棄事件。
    その猟奇性の割に事件の真相は言い方は悪いが単純なもので拍子抜け感があった。
    このシリーズはあくまでも一ノ瀬の成長が主眼のようで、少しずつ一人前の階段を登っている様子がよく分かる。

  • 海浜公園のゴミ箱から、切断された女性の腕が発見される。その指にカレッジリングがあったことから、母校の大学に向かう一之瀬。警視庁捜査一課異動後初めての特捜本部は、波瀾含みのスタートに…!若手刑事の成長を描く警察小説シリーズの新章、堂々開幕。

    というわけでシリーズ第四作。直前まで読んでいた本に比べて薄味で、すいすい読み終わってしまった。

  • 12月-6。3.5点。
    ルーキーシリーズ第4弾。
    捜査一課に異動になった一ノ瀬。初の特捜本部は、女性の
    バラバラ死体。一之瀬出身大学のカレッジリングをしていたため、大学絡みで捜査に。
    だいぶ成長した一之瀬。でも、事件は意外な方向に。
    まあまあ。

  • シリーズもの。まあまあ面白かったかな?

  • 一ノ瀬卑屈だけど成長してるように思う。

著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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