ルネサンスの歴史(下) - 反宗教改革のイタリア (中公文庫)

  • 中央公論新社
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感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (507ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122062832

作品紹介・あらすじ

自治都市時代の三百年間、政治・経済・文化各方面にわたって咲き誇ったイタリア。だが、宗教改革と反宗教改革を分水嶺にしてヨーロッパ史の主役から転落する。下巻では、ボルジア家の栄華や、ダ・ヴィンチ、ラファエッロを始めとする芸術家の活躍など、ルネサンスの最盛期から翳りまでを詳述する。

感想・レビュー・書評

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  • 上巻の頭で中断。またときがきたら読もう。

  • 下巻はさらにおもしろかった。宗教改革の経緯と反宗教改革の対応の話。舞台が欧州各国に広がり、なぜ改革が起きたのか/起きなかったのかの考察がわかりやすかった。上巻下巻を通じて説明のうまさはほんとすごい。
     
    人の描写がはっきりしているのも良いところ。教皇が変わるとローマの政策も大きく変わるが、教皇の出自が描かれているので納得できる。新教でも明るいルターと暗いカルヴァンの違いが良くわかった。芸術家ではミケランジェロの讃え方がいい。

  • 人物中心で記述されてるので、あまり知らない宮廷人(カスティリオーネぐらいは聞いたことあるけど)の人物評が続くような中だるみはあったが、下巻も面白かった。

    ルネサンスの歴史といっても、16世紀末まで(ジョルダーノ・ブルーノの火刑まで)を扱っていて、長いのである。
    政治、宗教、文化、各方面からの視点に気が配られており、分かった気になれる。また、イタリアの歴史が対象であるが、宗教改革やフランス、スペインによる統治の時代ということもあり、欧州各地の記述も豊富で、ページの半分ぐらいは他国の情勢に割かれている。
    特に宗教改革と反宗教改革は詳細で、ウィクリフやフス、イエズス会のロヨラにもそれぞれ章が割かれている。

    自分はカトリック、メディチ家に同情的なので、教会世界が分裂し、イタリア半島がスペインの支配下に置かれるようになる下巻は、若干切ない気分で読んだ。

  • 古典の復活はルネサンスの一側面にすぎない。天才たちが活躍する社会的要因に注目し、史上最も華やかな時代を彩った人間群像を活写。〈解説〉澤井繁男

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