風景を見る犬 (中公文庫)

  • 中央公論新社 (2016年9月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (448ページ) / ISBN・EAN: 9784122062900

みんなの感想まとめ

沖縄の高校生が迎える特別な夏休みを描いた物語は、独特の文化や人々の生活を通じて、読者に深い感動を与えます。主人公は、売春宿の息子として育ちながらも、ゲストハウスでのバイトを通じて多彩なキャラクターたち...

感想・レビュー・書評

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  • 沖縄で高校3年生の男の夏の物語
    家が売春宿だったり、いろんな女が登場したり
    2件の殺人事件が起こったりもう・・・
    でも物語に引き込まれました
    沖縄ってなんか本州と比べて違うなと感じたり
    沖縄にちょっと触れてみたいなとも思ったり
    楽しめました

  • 沖縄って本州と全く違う生活が出来てるのに驚き。
    そして興味をもった。
    登場人物がしっかりしてるけど最後まで犯人は分からなかったなぁ。

  • この作者の達観した主人公の話好き。

  • 2021.5.23-411

  • 那覇市大道の栄町、表向きはスナックである売春宿の息子・香太郎は、高校最後の夏休みにゲストハウス「アミーゴ」でバイトをする。悠々自適なマスター、個性的な美女たちに囲まれ、それなりに充実した夏休みを過ごしていた。そんな中、栄町界隈で2つの殺人事件が起こる。
    幼なじみから「野良犬」と言われた香太郎だが、野良犬だからこそ見えるものがある。

    ストーリーもさることながら、沖縄の暮らし、沖縄の人々の県民性や心情などが興味深かった。

  • 夏、沖縄、青春、そして殺人…。高校生最後の夏休み、香太郎は次々と出会う美女たちに翻弄されながらも、事件の結末を風景として見つめつづける。熱い街で起きた殺人事件を描く青春長編ミステリー。
    なんとなく遠い国のどこかで起きた事件という気がする。主人公たちの無気力感や雑踏のない街の空気が、そういう気持ちにさせるのだろうか。沖縄の東と西の読み方など勉強になった。

  • 舞台が沖縄の売春宿でも、シニカルさと真っ直ぐさを兼ね備えた少年が周囲にいる個性的な美女たちに振り回されながらも、肝心なところでは勘の良さと勇気をもって事件を解決していくという構成はやはり樋口作品です。
    どこまでをハッキリさせ、どこまでを曖昧に濁しておくかという線の引き方も毎回興味深く注目しています。
    まあ、こんな贅沢な境遇になることは想像もできないので、何の参考にもなりませんけどね。

  •  舞台は沖縄。
     主人公は、高校3年生。
     夏休み。

     も、これだけで暑い。
     
     飲み屋の女主人が殺され、続けて、アルバイトの女の子が殺される。無関係かと思われた事件は…。

     沖縄の閉塞感が通奏低音のようにあって、なんかだるい感じ。
     とはいえ、タイトルの意味がわかった時の、苦さはインパクトある。

     主人公は完全なる傍観者なのだけど、まだ傍観者がいることで救われているように思えるやるせなさ。
     うん。
     やるせない話なんだろうな。
     だからこそ、なんくるないさー、って流れに身を任せるしかないのかもしれない。

     にしても、食べ物がやたら美味そうだったww

  • 170203図

  • 色々と暮らしが違い過ぎる世界での話だけど、わりとすんなりと読める。
    一応はミステリ的な話になるのだけど、結末は世の中的にはうやむやで、一部の人達ちだけが知っている、という割に暗さはない。
    コウちゃんが、上京すればその後の活躍?話があっても面白そう。

  • 率直な物言いが、楽しめる。沖縄の生活感と登場人物が面白い。

  • 那覇市大道の栄町にある売春宿の息子・香太郎は、高校最後の夏休みに近所のゲストハウスでバイトをする。悠々自適なマスター、個性的な美女たちに囲まれ、それなりに充実した毎日を過ごしていた。そんな中、栄町界隈で殺人事件が発生。当初、金の絡む単純な構図に思えた事件は、十八年前のある秘密が引き起こした悲劇だった―。

  • 主人公の会話がやけにウケを狙っているように感じられて合わなかった。
    事件の内容も興味惹かれないものだった

  • 高校生最後の夏休み。香太郎は次々と出会う美女たちに翻弄されながらも、悲しい事件の結末を風景として見つめつづける――。

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著者プロフィール

1950年、群馬県生まれ。業界紙記者などを経て、88年『ぼくと、ぼくらの夏』で第6回サントリーミステリー大賞読者賞を受賞しデビュー。『風少女』で第103回直木賞候補。著書に『礼儀正しい空き巣の死 警部補卯月枝衣子の思惑』、「船宿たき川捕り物暦」シリーズの『変わり朝顔』『初めての梅』(以上、祥伝社文庫刊)など。2021年10月、逝去。

「2023年 『礼儀正しい空き巣の死 警部補卯月枝衣子の策略』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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