持統天皇と藤原不比等 (中公文庫)

  • 中央公論新社 (2017年3月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784122063860

みんなの感想まとめ

持統天皇と藤原不比等の関係を深く掘り下げたこの書籍は、歴史的な視点から彼らの協力体制を探求しています。特に、藤原京の由来に関する新たな視点が提示され、従来の通説とは異なる説が説得力を持って展開されてい...

感想・レビュー・書評

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  • 天武天皇崩御を受け草壁皇太子の子軽王子への皇位継承を望む持統天皇が藤原不比等と盟約を結び、見返りに軽王子の夫人に不比等娘の宮子を据え、二人の間の聖武天皇には不比等娘の光明子にて盟約が功をなした
    不比等兄の定恵は父鎌足から仏門にいき遣唐使となる不自然さも、実は孝徳天皇の遺児だという事が多武峰略記・縁起に書かれているので納得だ・・・という土橋寛の本
    「盟約」説自体は興味深い仮説だが、当時の不比等は一官僚にすぎず『日本書紀』に不比等の名前が初めて出てくる持統3年(689年)2月32歳で「判事」(裁判官)任命天武朝でほゞ記録がなく干されていた、壬申の乱(672年)で藤原氏(当時は中臣氏系)は天武政権から一定の距離を置かれていたから権力の芽を持統天皇が感じる訳もなく、シゴデキ官僚として頭角を表わし、娘・嫁に引き立てられて後世の権勢を作り上げたのだろう
    古代史研究の「後知恵バイアス」で、他の学者も「不比等は持統朝ではまだ『一官僚』で、持統の政治的ニーズに応じて急速に台頭した存在」と整理している
    「後世の藤原氏の栄華」を前提にしたような印象です

  • 馳星周の『比ぶ者なき』を読んでから、この本を読むと面白い。

  • 2017.7.12

  • 天武嫡系の皇子による皇位継承を望む持統天皇は、藤原不比等との間に協力体制を組む。結ばれた盟約の内容を探り、その後の展開を追う。〈解説・木本好信〉

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