クランV - 警視庁渋谷南署巡査・足ヶ瀬直助の覚醒 (中公文庫 さ 65-9)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122064263

作品紹介・あらすじ

渋谷スクランブル交差点でのテロを防ぎ、事件に関わる警察官を大量検挙した「クラン」。しかし、全ての黒幕「神」の魔手は、ついに「クラン」のメンバーへ迫る。次々と消える仲間たち、敵に回る日本警察。絶体絶命の窮地の中、刑事たちに残された秘策とは。最終局面に向け、急加速する戦いを見逃すな。書き下ろしシリーズ第五弾。

感想・レビュー・書評

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  • 沢村鐵『クランV - 警視庁渋谷南署巡査・足ヶ瀬直助の覚醒』中公文庫。

    シリーズ第5弾。神の存在が警察組織を二分する。クランのメンバーは、内なる敵と神との過酷な闘いに身を投じるのだが…

    次作で完結するようだが、一番気になるのは、神の正体。

    時間を置いての刊行のためか、どうしても前作のストーリーの詳細が思い出せず、読むのに苦戦する。いつの間にか登場人物も増えており、キーマンも次々と代わっていくから、なお厄介だ。

  • 待ちに待ったシリーズ第5弾。
    前作で渋谷スクランブル交差点でのテロを防ぎ、一見、敵に勝利したかと思いきや、黒幕である「神」はクランのメンバーを直接狙うように…メンバーが次々に消され、誰が敵で、誰が味方なのか、分からない展開に思わず一気読み!
    ついに次作で完結するらしいが、また半年待つかと思うと…先が気になる!!!

    • ことぶきジローさん
      『クラン』も、いよいよ佳境ですか。今月は国内と海外の興味深い本がたくさん出たので、まだ積んでました。『SRO Ⅶ ブラックナイト』はここ最近...
      『クラン』も、いよいよ佳境ですか。今月は国内と海外の興味深い本がたくさん出たので、まだ積んでました。『SRO Ⅶ ブラックナイト』はここ最近では一番面白い作品でした。
      2017/07/23
  • 遂に次で完結。神が出てくるトンデモ話がギリギリのところで踏み止まっている感じかな。

  • 続けて読まないと興が冷めてしまうとか、前後の経緯がわからなくなる(読み手のみ?)とか、シリーズものは刊行に間が空くとそんな欠点がある。
    シリーズものは、完結編の刊行を待ってから一挙に読むのも一興か。
    最初警察小説かと思いきや、そのうち神とかが出てきてオカルトっぽくなったり、さらに登場人物も広がりを見せる半年ぶりのこのシリーズ、読むことに二の足を踏んでいた。
    しかし、前巻までを反芻しながらなんとか読み進むと、クランのメンバーが次々と災危にあい、存続の危機に直面。そして、絶体絶命のこのピンチに、一発逆転の目途が立ったかの終盤、次回の完結編に期待しよう。

  • 渋谷スクランブル交差点でのテロを防ぎ、事件に関わる警察官を大量検挙した「クラン」。しかし、全ての黒幕「神」の魔手は、ついに「クラン」のメンバーへ迫る。次々と消える仲間たち、敵に回る日本警察。絶体絶命の窮地の中、刑事たちに残された秘策とは。最終局面に向け、急加速する戦いを見逃すな。

  • 09月-01。3.0点。
    クラン第五弾。「神」との戦いは佳境へ。罠にかけられ指名手配されるクランメンバー。また、メンバーへも次々と魔の手が。。

    ここまで来たら全部読もう。一人称で語られるときに、誰?と思うシーンが多い。登場人物が増えてきて、戸惑うケースも。

  • 警察閥の大量検挙に成功した「クラン」。だが「神」の魔手は密盟のトップ・千徳に襲いかかり――。迫り来るクライマックス、書き下ろしシリーズ第五弾。

  • 2018.3.15読了

  • 警察閥といろんな組織との関係、上郷さんとの関係が明らかになるんですが、複雑でわかりにくいです。クランのメンバーや協力者がどんどん離脱していきます。区界さんが…(泣)神が持ってるとされる治癒力、これに屈しない人はいないんですかね。人間の弱味を握ってるというか。とにかく主力がどんどんいなくなるので不安になります。ホント、晴山さんの存在だけはイマイチよくわかりません。

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著者プロフィール

沢村鐵
一九七〇年、岩手県釜石市生まれ。二〇〇〇年 『雨の鎮魂歌(レクイエム)』でデビュー。著書に「警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結」シリーズ、「クラン」シリーズ(以上、中公文庫)と、その番外編『ゲームマスター 国立署刑事課 晴山旭・悪夢の夏』、「極夜」シリーズ(以上、祥伝社文庫)のほか、『あの世とこの世を季節は巡る』、『はざまにある部屋』(以上、潮文庫)、『謎掛鬼 警視庁捜査一課・小野瀬遥の黄昏事件簿』 (双葉文庫) などがある。
ウェブサイト〈沢村鐵のフィラメント〉http://www.t-sawamura.net/

「2023年 『世界警察4 悠久のフロスティグレイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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