天盆 (中公文庫)

著者 : 王城夕紀
  • 中央公論新社 (2017年7月21日発売)
4.05
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  • 本棚登録 :148
  • レビュー :18
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122064294

作品紹介・あらすじ

蓋の国を動かすのは、盤戯「天盆」を制した者。人々は立身を目指し研鑽に励むが、長い間、平民から征陣者は出ていない。そんな中、貧しい十三人きょうだいの末子・凡天が激戦を勝ち進み-少年が歴史に挑むとき、国の運命もまた動き始める。圧倒的疾走感で描き出す放熱ファンタジー!

天盆 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

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  • なんだこれ!Σ( ̄□ ̄;)話にグイグイ引き込まれた!(^o^;)天盆(将棋っぽい盤戯)に夢中になり、家族愛に心が震える(;゜∇゜)あぁ誰かにオススメしたいけれど、近くにファンタジー好きがいない(T-T)

  • 面白いしさくさく読める。温かくて優しい物語だけど、意外な驚きや胸に突き刺さるようなところは、、なかったかもしれない。

  • なんて素敵な家族だろう。
    理由なんて、ないものの方が強いのかもしれない。
    その後も、彼らが家族として過ごしていてくれていたたらいいな。
    お父さんもお母さんも、兄弟みんなも、とても愛しい!

  • 王城夕紀さん、デビュー作「天盆」読了。蓋を舞台にした天盆(将棋のようなもの)による熱い戦いを描いた物語。小国がゆえに他国からの侵略を防ぐ人材を育て、国政に引き上げる手段として天盆は重要な役割を担う。小さな食堂の主である少勇は賭け天盆に明け暮れ、妻の静は大家族と食堂の切り盛りに奔走していた。そんなある日、少勇は河原で赤子を見つけるのだが。。久しぶりに一気読みしました!物語で出てくる考え方は、今ブームの将棋にも通じるものがあるように思います。13人の家族、それぞれに特徴があって、日常を楽しく読ませ、天盆の戦いでは、対戦者ごとに戦い方が違っていたり面白かったです。ただ、最後「もう少し続きが読みたかったな」というのが正直な感想です。蓋の新しい歴史がどのように繋がれていくか、少勇の家族はどんな生活を送るのか、読んでみたかったなー。ちょっと変わった物語ですが、オススメです♪とても、良かった。

  • 初夕紀。将棋を模した盤戯“天盆”。初めにパッと浮かんだのが、H×Hの“軍儀”。最期の凡天vs白斗は、王vsコムギのようであり、vsネテロのようでもあった。大変楽しゅうございました^^

  • 生き様をかけて、打つ。
    とあるが、何をかけているのか今一つ。

  • 「青の数学」が面白かったので手にとってみた。

    天盆とは日本でいう将棋みたいなもの。
    物語の終盤まで天盆にのめり込み、子供ながら無類の強さへ成長していく末子の凡天の向かうところと、家族の絆(とくにあのだらしなく見える父がね)に感動。

    凡天が天盆を制覇した後のドラマチックな展開を期待し過ぎたのかもしれない。

    ただ、純粋で美しい物語だった。

  • 国中が夢中になっている盤上遊戯の天盆にまつわる物語かと思いきや、これは家族と愛の物語。
    天盆は、将棋をベースに囲碁と麻雀の要素も含んだゲームらしい。
    唐突な終わりも含めて愛おしい。

  • 架空の盤戯と、架空の国と、色々1冊に入れ込んでいるからお腹いっぱい。試合展開は集中してもなかなか想像が追いつかず…
    でも、少勇はダメおやじなんだけど芯はかっこいいなぁと思った。凡天に対しては天盆ラブしか特徴がなく、なんの感情移入もできなかった。

  • 天盆はその国、背景、舞台となるゲームすべてが架空のものなのに、なぜか光景が浮かんでくる物語です。
    白黒はっきりの世界観がここちよく、大好きなものに一生懸命打ち込む気持ち、大きな権力にも負けない気持ち、家族が信じあう気持ちがストレートに描かれているので、スポーツの試合を見終わったあとのようなさわやかな読後感もあり。
    真夏の暑さや疲れを忘れて楽しみたい方におすすめです。  (将棋はニガテ)

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