- 中央公論新社 (2017年9月21日発売)
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感想 : 9件
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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784122064546
作品紹介・あらすじ
動物のそれと違い「快楽の欲求」に動かされる「人間の性的活動」。芸術や宗教の根柢に横たわる狂気の世界を渉猟し冒険した軌跡。〈解説〉巖谷國士
みんなの感想まとめ
人間の性的活動をテーマにしたこの書籍は、性と愛に関する独自の視点を豊かに展開しています。著者は、エロティシズムが芸術や創造的な活動、さらには暴力的な側面とも深く結びついていることを探求し、両極性を持つ...
感想・レビュー・書評
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●2025年8月30日、グラビティでキーワード「澁澤龍彦」で検索かけたら、この本について投稿してる男性?がいた。
「澁澤龍彦 エロティシズム 読了
おもしろい。
次に何を読むべきかに悩んだ時の参考資料を提供してくれる手引きとしての役割と、それを楽しむための解釈のひとつを例として与えてくれる。」
表紙の絵が好きだなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エロティシズムという題名に相応しく、性と愛に関する澁澤龍彦の視点がふんだんに語られた書籍となっていました。性は芸術などの創造的な活動、そして、破壊などの暴力的な活動という人間の根幹を司る活動に通底する情動であり、また、社会から逸脱している場合にこそ、エロティシズムの魅力が発揮されるという、様々な両極性を有しているということを、澁澤の文章に読み解きました。大変に興味深い話や引用も多かったです。
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途中
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古本珈琲日曜日さんのイベント「本戒」で購入。個人的にエッセンスと思ったのは、以下の通り。/人間と動物とを区別するエロティックな世界は、視覚なしには考えられないのだ。/人間は、愛の行為においても、生殖本能とは別の衝動、つまり快楽の欲求によって動かされているのである。/エロスの働きは、この二つに分離した男と女を、ふたたび一つに結合させようとする、失われた統一への郷愁なのである/エロティシズムには、必然的には異常をめざし、倒錯の方向に向かう宿命があるのではなかろうか/エロティシズムとは主観的なもので、個人的なものであろう。そのなかから幾つかの法則や原理をみちびき出すことは可能であっても、個人個人のエロティシズムは、ほとんど無限の色合に分割されるに違いない/わたしには愛は性愛だけで十分なような気がする。
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動物のそれと違い「快楽の欲求」に動かされる「人間の性的活動」。芸術や宗教の根柢に横たわる狂気の世界を渉猟し冒険した軌跡。〈解説〉巖谷國士
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深い。
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新装版で再読。
なんやかんや言って、一時期の澁澤龍彦の集大成のようなエッセイ集になっているのでは、と思っている1冊。流石に色々な部分に古さを感じたり、著者本人があとがきで書いているように、後に考え方が変わったりしたところも多いようだが、代表作に数えていいのではないか。
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著者プロフィール
澁澤龍彦の作品
