エロティシズム (中公文庫)

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  • 中央公論新社
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本棚登録 : 109
感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122064546

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  • 古本珈琲日曜日さんのイベント「本戒」で購入。個人的にエッセンスと思ったのは、以下の通り。/人間と動物とを区別するエロティックな世界は、視覚なしには考えられないのだ。/人間は、愛の行為においても、生殖本能とは別の衝動、つまり快楽の欲求によって動かされているのである。/エロスの働きは、この二つに分離した男と女を、ふたたび一つに結合させようとする、失われた統一への郷愁なのである/エロティシズムには、必然的には異常をめざし、倒錯の方向に向かう宿命があるのではなかろうか/エロティシズムとは主観的なもので、個人的なものであろう。そのなかから幾つかの法則や原理をみちびき出すことは可能であっても、個人個人のエロティシズムは、ほとんど無限の色合に分割されるに違いない/わたしには愛は性愛だけで十分なような気がする。

  • 動物のそれと違い「快楽の欲求」に動かされる「人間の性的活動」。芸術や宗教の根柢に横たわる狂気の世界を渉猟し冒険した軌跡。〈解説〉巖谷國士

  • 深い。

  • 新装版で再読。
    なんやかんや言って、一時期の澁澤龍彦の集大成のようなエッセイ集になっているのでは、と思っている1冊。流石に色々な部分に古さを感じたり、著者本人があとがきで書いているように、後に考え方が変わったりしたところも多いようだが、代表作に数えていいのではないか。

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著者プロフィール

1928-1987年。フランス文学者、作家。代表作に『唐草物語』、『高丘親王航海記』、作品集成に「澁澤龍彦全集」、「澁澤龍彦翻訳全集」(共に河出書房新社)など。

「2020年 『雨談集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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