ちいさな桃源郷 山の雑誌アルプ傑作選 (中公文庫)

  • 中央公論新社 (2018年3月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784122065017

作品紹介・あらすじ

一九五八年に串田孫一と仲間たちが創刊した山の文芸誌『アルプ』。伝説の雑誌に掲載された傑作エッセイをここに再録。〈編者あとがき〉池内紀

みんなの感想まとめ

多様な視点から描かれる山のエッセイが魅力の作品で、特に堀内幸枝の「市之蔵村」や秋山平蔵の「鎌仙人」が印象に残る。著者たちの独自の体験や思索が詰まった33編は、山の魅力や人々の生活を豊かに表現しており、...

感想・レビュー・書評

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  • 【一万円選書】で届いた本。山をテーマにした本は最近よく読むけれど、民俗学の観点から書かれたものや小屋番さんの話が多かった。これは、子供時代を山里で過ごした人、山歩きをしながら文筆で生計を立てている人などが綴った「エッセイ」。書かれた時代が昭和ということもあって、寄稿者の視線の先には山の暮らしがまだあたりまえに存在する。こういうの、もうなくなってしまうのかなぁ。なくしたくないなぁ。都会の人がレジャーで進出してきて彼らの築いたサステナビリティが崩れ規制が強まったのはオリンピックのための宣言の構図に似てる…

  • すべての文章が良かった。特に私に合うのは深田久弥、上田哲農、西丸震哉、今井雄二、秋山平三、務台理作だったが、他も珠玉の文章であることは分かる。こういうアンソロジーは好きな作家を探す過程で、自分の限界があらわになってしまう。詩人の文章は私にはハードルが高い。
    編者の池内紀のあとがきもよい。
    岩科小一郎は期待していたが民俗学者だったのか。馴染みのエリアについての文章は楽しく読めるだろうが眉に唾をつけた方が良さそうにも思える。

  • レビュー省略

  • 2020/3/1購入
    2020/9/11読了

  • アルプは300号まで続いた雑誌だった。まだまだ多くの著者、魅惑的なエッセイがあった。こういうアンソロジーの続編を期待したい。

  • 良かった。折に触れて読み返すことだろう。

  • 池内紀のエッセイや編著は好きで、幾つか読んでいる。よく立ち寄る駅前の書店で見かけて購入した。
    33編編まれていて、知っている著者は僅かに三人。
    しかし、印象に残ったのは、堀内幸枝の「市之蔵村」と秋山平蔵の「鎌仙人」だろうか。
    単に、僕がこのような傾向の内容が好きだということだが。
    最近、めっきり小説を読まなくなり、エッセイやらアンソロジーやらばかりだが、完全な趣味なので問題はないのである。

  • 一九五八年に串田孫一と仲間たちが創刊した山の文芸誌『アルプ』。伝説の雑誌に掲載された傑作山エッセイをここに精選。〈編者あとがき〉池内 紀

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著者プロフィール

1940年、兵庫県姫路市生まれ。
ドイツ文学者・エッセイスト。
主な著書に
『ゲーテさんこんばんは』(桑原武夫学芸賞)、
『海山のあいだ』(講談社エッセイ賞)、
『恩地孝四郎 一つの伝記』(読売文学賞)など。
訳書に
『カフカ小説全集』(全6巻、日本翻訳文化賞)、
『ファウスト』(毎日出版文化賞)など。

「2019年 『ことば事始め』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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