- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122065130
作品紹介・あらすじ
あげる人もあげない人も、もらう人ももらわない人も、チョコが好きな人もそうじゃない人も、なぜか気になる日。心がザワザワする日――。本命チョコ、義理チョコ、友チョコ、義務チョコ、ご褒美チョコなど、様々な関係性でやりとりされる〈それ〉は、ただ甘いのか、ほろ苦いのか……。2月14日をめぐるドラマを8粒詰め合わせた限定アソート、文庫オリジナルで。
◆収録作◆
三羽省吾「ビターチョコにはほろ苦ピールを」中島要「初めて買ったチョコレート」木村紅美「灯台とチョコレート」秋吉理香子「マイ・ブラッディ・バレンタイン」加藤千恵「メロンソーダコーラ」鯨統一郎「バレンタインデーは誰のもの?」石井睦美「苦いチョコレート」朝比奈あすか「初恋」
感想・レビュー・書評
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ラブラブ甘々なものは全くなく、
どれもどこか切ないのが小説って感じでした。
やっぱりあんまり幸せすぎるのは
ネタにならんのでしょうな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
バレンタインがテーマのアンソロジー。恋愛だけではなく、友情や憧れ、家族など、いろいろでした。
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好きな作家のは読んだことある話な感じでちょっと残念。バレンタインかーあんまりいい思い出はないなぁ。
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ドラマチックが、止まらない――忘れられないチョコ、謎のチョコ、命がけのチョコetc.……とろける八粒を詰め合わせた文庫オリジナルアンソロジー。
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それほどバレンタインバレンタインしてない。ビターチョコとオレンジピールの相性に納得。
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バレンタインをテーマにしたアンソロジーだ。
好きな作家さんが複数名寄稿しているので手に取った。
小学生の男子視点のもの、罪のない謎解きもの、思春期の憧れを描いたもの・・・。同じバレンタインでも切り口はさまざまで面白い。
ひとつひとつの編も短くてさらっと読める。チョコレートならば、気のおけない友人に贈る手軽なアソートボックスといった印象だ。 -
2018年3月8日読了。バレンタインデーにまつわる8つの短編集。ミステリ的なものは多くなくふつーの恋愛話中心で、あまり「おお、バレンタインのテーマでこう来たか!」と驚くような話はないが、それでも一つのテーマがあるアンソロジーは読みやすくて面白い。ラストの朝比奈あすかの短編が、一風変わっていて余韻があってよかったかな…。ホワイトデーをテーマにしたアンソロジーってあるのかな?そっちはあってもあまり面白くなさそうな気もするが…。