イカロスの彷徨 - 警視庁捜査一課刑事・小々森八郎 (中公文庫 し 49-2)

著者 :
  • 中央公論新社
3.20
  • (0)
  • (1)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 26
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122065543

作品紹介・あらすじ

さわや書店の「さわベス2018文庫部門」7位に輝いた前作『爪痕――警視庁捜査一課刑事・小々森八郎』の物語から二ヶ月後。ある早朝、都内で追突事故が発生。逃走した一方の車から落ちた、死体袋らしき荷物が路上に置き去りにされた。袋からは案の定、死体が。それも酷たらしいほどの拷問を受けたものだった……。迷宮入り事件を捜査していた小々森、糸川たち特命捜査対策室四係にも、この死体遺棄事件捜査の応援命令が下った。同じ頃、都内で新型覚醒剤が大量に出回っているという噂が流れ始める。二つの事件には意外な接点が。そして、その背後に蠢いている者の正体は……!? 捜査一課・最悪の刑事といわれる破天荒な小々森八郎が、今回もやりたい放題、跳ね回る! 文庫書き下ろし警察小説。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 早朝の都心で酷い拷問の痕がある死体が発見された。小々森八郎たち特命捜査対策室四係の面々にも、捜査の応援命令が下るのだが!? 書きおろし

  • 島崎佑貴『イカロスの彷徨 警視庁捜査一課刑事・小々森八郎』中公文庫。

    『爪痕 警視庁捜査一課刑事・小々森八郎』の続編。今回も文庫書き下ろし。

    そして今回も期待外れだった。やはり主人公の小々森八郎の型破り感が不足しているのと、ストーリーが然程面白くない。巻頭に『警察の階級』を掲載しているが、警察小説らしい緊迫感とハードさは感じなかった。

    都内の路上で発見された残虐な拷問死体。珍しく小々森たち捜査一課特命捜査対策室四係に応援の命令が下る…

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

一九八〇年、福岡県生まれ。広島大学経済学部卒。二〇一七年に、初の警察小説『爪痕 警視庁捜査一課刑事・小々森八郎』でデビュー。また、二〇〇七年に第三回C★NOVELS大賞特別賞を海原育人名義で受賞。著作多数。

「2018年 『スワンソング 警視庁特命捜査対策室四係』 で使われていた紹介文から引用しています。」

島崎佑貴の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×