荒地/文化の定義のための覚書 (中公文庫)

  • 中央公論新社 (2018年4月20日発売)
3.50
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 79
感想 : 5
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (344ページ) / ISBN・EAN: 9784122065789

作品紹介・あらすじ

「四月はいちばん無情な月」で始まる長篇詩「荒地」と代表的な文化論の定評ある名訳を一冊にし、巻末に深瀬基寛の評論「エリオットの人と思想」を収めた充実の決定版。《古典名訳再発見》第5弾。解説・阿部公彦【目次】  荒 地Ⅰ 死者の埋葬 Ⅱ チェス遊び Ⅲ 劫火の説教 Ⅳ 水死 Ⅴ 雷の曰く「荒地」自註 文化の定義のための覚書第1章 「カルチュア」の三つの意味第2章 階級と「エリット」第3章 統一性と多様性:地域第4章 統一性と多様性:宗派と祭式第5章 文化と政治についての一つの覚書第6章 教育と文化についての覚書一束及び結語附 録 ヨーロッパ文化の統一性 エリオットの人と思想(深瀬基寛)

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

文化の枯渇と精神的混迷をテーマにした一冊は、T・S・エリオットの長篇詩「荒地」と深瀬基寛による文化論を融合させています。詩は、情報が物象化し、空虚なデータ群となっていく現代社会の状況を鋭く描写し、読者...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 世界中、その地の文化は枯れつつあるか、もう枯れてしまったか。つまり、情報が情報としての役割を終えつつあるのかもしれないね。
    コモディティ化して、物象化も極限に達し空疎なデータ群になっていくのかな。

    四次元ポケットのような器でもあればいいのか。ここには、モノよりも感情や精神、あるいは意識の、電脳とは考えたくないが、そのような何かが、鎮座している?性根を据える、あるいは、外部とのインターチェンジの場か。

    そっか、だからジャイアン、トランプ、プーチンの新帝国主義の覚醒に向かっているのか。問答無用だもんね。
    もう、この後に及んでは、自身にとってドライブのかかる事以外、やる、する意味はないということになるね。
    後世、それが文化と讃えられるかは、わからないけど。

  • 原書名:The Waste Land / Notes towards the Definition of Culture

    荒地
    文化の定義のための覚書

    著者:T・S・エリオット(Eliot, Thomas Stearns, 1888-1965)
    訳者:深瀬基寛(1895-1966、高知市、英文学)

  • 第一次大戦後のヨーロッパの精神的混迷を背景とした長篇詩「荒地」と鋭利な文化論を合わせた決定版。巻末に深瀬基寛による概説を併録。〈解説〉阿部公彦

  • 2018年5月20日借り出し。電車の中で読み始めたら「荒地」の翻訳に戸惑う。その昔読んだ西脇順三郎訳の記憶との違いが大きすぎる。原書を引っ張り出して、見比べないといけなそう。

  • 『荒地/文化の定義のための覚書』
    原題:The Waste Land(1922)
    原題:Notes Towards the Definition of Culture(1948)
    著者:Thomas Stearns Eliot(1888-1965)
    訳者:深瀬基寛(1895-1966)

    【書誌情報】
    初版刊行日 2018/4/20
    判型 文庫判
    ページ数 336ページ
    定価 本体1000円(税別)
    ISBN 978-4-12-206578-9

    第一次大戦後のヨーロッパの精神的混迷を背景とした長篇詩「荒地」と鋭利な文化論を合わせた決定版。巻末に深瀬基寛による概説を併録。〈解説〉阿部公彦
    http://www.chuko.co.jp/bunko/2018/04/206578.html

    【簡易目次】
    目次 [003-005]

      荒地 009
    エピグラフ 010
    I  死者の埋葬 011
    II チェス遊び 017
    III 劫火の説教 024
    IV 水死 034
    V 雷の曰く 035
    「荒地」自註 043

      文化の定義のための覚書 055
    まえがき(一九四八年一月 T・S・E・) 056
    緒言 058
    第1章 「カルチュア」の三つの意味 075
    第2章 階級と「エリット」 103
    第3章 統一性と多様性:地域 133
    第4章 統一性と多様性:宗派と祭式 166
    第5章 文化と政治についての一つの覚書 197
    第6章 教育と文化についての覚書一束及び結語 221
    附録 ヨーロッパ文化の統一性 251
    訳後に 281

    エリオットの人と思想(深瀬基寛) [287-323]
    解説 ほんとうのエリオットはどこに?(阿部公彦) [324-332]
    底本一覧 [333]
    編集後記 [334]

全5件中 1 - 5件を表示

深瀬基寛の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×