- 中央公論新社 (2018年4月20日発売)
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感想 : 5件
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Amazon.co.jp ・本 (344ページ) / ISBN・EAN: 9784122065789
作品紹介・あらすじ
「四月はいちばん無情な月」で始まる長篇詩「荒地」と代表的な文化論の定評ある名訳を一冊にし、巻末に深瀬基寛の評論「エリオットの人と思想」を収めた充実の決定版。《古典名訳再発見》第5弾。解説・阿部公彦【目次】 荒 地Ⅰ 死者の埋葬 Ⅱ チェス遊び Ⅲ 劫火の説教 Ⅳ 水死 Ⅴ 雷の曰く「荒地」自註 文化の定義のための覚書第1章 「カルチュア」の三つの意味第2章 階級と「エリット」第3章 統一性と多様性:地域第4章 統一性と多様性:宗派と祭式第5章 文化と政治についての一つの覚書第6章 教育と文化についての覚書一束及び結語附 録 ヨーロッパ文化の統一性 エリオットの人と思想(深瀬基寛)
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みんなの感想まとめ
文化の枯渇と精神的混迷をテーマにした一冊は、T・S・エリオットの長篇詩「荒地」と深瀬基寛による文化論を融合させています。詩は、情報が物象化し、空虚なデータ群となっていく現代社会の状況を鋭く描写し、読者...
感想・レビュー・書評
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世界中、その地の文化は枯れつつあるか、もう枯れてしまったか。つまり、情報が情報としての役割を終えつつあるのかもしれないね。
コモディティ化して、物象化も極限に達し空疎なデータ群になっていくのかな。
四次元ポケットのような器でもあればいいのか。ここには、モノよりも感情や精神、あるいは意識の、電脳とは考えたくないが、そのような何かが、鎮座している?性根を据える、あるいは、外部とのインターチェンジの場か。
そっか、だからジャイアン、トランプ、プーチンの新帝国主義の覚醒に向かっているのか。問答無用だもんね。
もう、この後に及んでは、自身にとってドライブのかかる事以外、やる、する意味はないということになるね。
後世、それが文化と讃えられるかは、わからないけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
原書名:The Waste Land / Notes towards the Definition of Culture
荒地
文化の定義のための覚書
著者:T・S・エリオット(Eliot, Thomas Stearns, 1888-1965)
訳者:深瀬基寛(1895-1966、高知市、英文学) -
第一次大戦後のヨーロッパの精神的混迷を背景とした長篇詩「荒地」と鋭利な文化論を合わせた決定版。巻末に深瀬基寛による概説を併録。〈解説〉阿部公彦
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2018年5月20日借り出し。電車の中で読み始めたら「荒地」の翻訳に戸惑う。その昔読んだ西脇順三郎訳の記憶との違いが大きすぎる。原書を引っ張り出して、見比べないといけなそう。
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『荒地/文化の定義のための覚書』
原題:The Waste Land(1922)
原題:Notes Towards the Definition of Culture(1948)
著者:Thomas Stearns Eliot(1888-1965)
訳者:深瀬基寛(1895-1966)
【書誌情報】
初版刊行日 2018/4/20
判型 文庫判
ページ数 336ページ
定価 本体1000円(税別)
ISBN 978-4-12-206578-9
第一次大戦後のヨーロッパの精神的混迷を背景とした長篇詩「荒地」と鋭利な文化論を合わせた決定版。巻末に深瀬基寛による概説を併録。〈解説〉阿部公彦
http://www.chuko.co.jp/bunko/2018/04/206578.html
【簡易目次】
目次 [003-005]
荒地 009
エピグラフ 010
I 死者の埋葬 011
II チェス遊び 017
III 劫火の説教 024
IV 水死 034
V 雷の曰く 035
「荒地」自註 043
文化の定義のための覚書 055
まえがき(一九四八年一月 T・S・E・) 056
緒言 058
第1章 「カルチュア」の三つの意味 075
第2章 階級と「エリット」 103
第3章 統一性と多様性:地域 133
第4章 統一性と多様性:宗派と祭式 166
第5章 文化と政治についての一つの覚書 197
第6章 教育と文化についての覚書一束及び結語 221
附録 ヨーロッパ文化の統一性 251
訳後に 281
エリオットの人と思想(深瀬基寛) [287-323]
解説 ほんとうのエリオットはどこに?(阿部公彦) [324-332]
底本一覧 [333]
編集後記 [334]
深瀬基寛の作品
